「おくのほそ道」9 (佐渡が島をのぞむ)

「ほそ道」の旅も、日本海だ。 前回の「尿前」以降、山形の「立石寺」で「閑(しず)かさや岩にしみ入蝉の声」、最上川では「五月雨をあつめて早し最上川」などを詠んだ。誰もが知っている句だろうから、それらについては略させてもらう。 越後から越中の国の市振(いちぶり)に向かう。(市振は今の新潟県だが最西端にある。当時は越中の国に属していたのだろう。越中は富山県、越後は新潟県)。 この間、暑さと雨で悩まさ . . . 本文を読む
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