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毛筆の効果

2020-11-23 20:34:19 | 日記
毛筆は硬筆と違い文字の太さ、毛先の状態などにより気を使うことになる。

精神の疲労は現在の状態が過去の悔いや未来への懸念につながるときに増幅される。
要するに現在の状態を過去や未来から切り離せる時間を持つことがメンタルにいい。

写経などで形式にこだわる必要はない。毛筆でなければとか硬筆では効果が薄いのではと思うようになると精神の疲労につながる。
出来るだけ目の前の一文字に集中できる状態を作る。

そのためにはより文字を書くことに神経を使って他の事を考えなくなる毛筆がいい。

周囲の環境がどんなに喧騒に満ちていても文字だけに集中できればしめたもの。

以前に私が電験の勉強を始めると妻はテレビを消そうとした。そんな時は見たい番組があればそのままでいいと言った。
テレビの画面や音声が気になって勉強が進まない程度の集中力と精神力だったら、温室のような環境で色々勉強しても、
試験会場って大学のキャンパスが多いけど、部活の掛け声やラッパ一つで今まで積んだものが吹き飛ばされることになる。
そもそも彼ら学生のためにあるキャンパスを間借りして試験を受けさせてもらおうってんだから、気にならないようにサークル活動を控えろって要求を考え付くこと自体がど厚かましい発想であることは論を待たない。

しかし、資格試験の勉強自体が過去の怠惰を少しでも帳消しにして未来の不安を少なくしようとしてるわけだから勉強することによって心に落ち着きが得られようはずがない。

別にお経じゃなくてもいい。もしかしたら読んでも訳の分からない本の書写ほど効果が大きいかもしれない。

般若心経の次は観音経や聖書もいいかもしれない。

ただ、文字を追うことで心を無にするなら、特別に難解で高尚な文学モノや数学や物理学の超難解な本を丸写しするのもメンタルにいい作業かもしれない。


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