勉強会・セミナーの資料を持ち帰るべきただ一つの理由|小山昇の実践経営塾
経営コンサルなどで企業が成果を出し始めると周りはちやほやする。
メディアも好意的に報じる。
ここで断っておくと企業とは営利団体であり利益を追求すること自体は当然の事である。
他がしないことをすることでマーケティングで先んじることが出来るのは紛れもない事実であり経済界の先駆者たちはそうすることで富を築いてきた。富を追い求めることは決して悪いことではない。財を成しても幸福になれるとは思えないが、困窮は不幸以外の何物でもないわけだから。
ただ、他がしないのは単にそこにチャンスがあることに気づけていないか、あるいはそこに手を付けるにはリスクが大きいと踏んでいるかのどちらかであろう。渓流釣りだって木の枝が生い茂り周囲を崖に囲まれた滝つぼなら釣り人が立ち入りにくいがさぞやよく釣れることであろうw
また、組織は放っておけば個々人が安全に楽できるようにするわけで、利益を追求するにはある程度従業員にはっぱをかけること自体は悪いことではない。
しかし、追い詰めるときは逃げ場や落としどころを用意しておかなければ違法行為、隠蔽、クレームなどの温床になる。
さて、小山昇様
貴方はコンサルがうまく行ってるときには記事を書いたりいい気になってたわけですけど、あなたがコンサルした企業が事故を起こして毎日叩かれてるわけですから、「利益追求は教えたがそれは遵法、安全をないがしろにしていいなどとは教えてない」などと逃げずに、最後まで桂木社長をアフターケアしてあげてくださいね。対応できてこそコンサルで述べていることに世間が信用を置くわけで、今鳴かず飛ばずでじっとしていても、確かに公的に責任を追及されることはありませんが貴方の言論に誰も信用を置かなくなりますよ。
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