やりがちな問題集の失敗3選! い〜ずみがあのホットな芸人のモノマネを披露⁉︎
い~ずみ劇場笑っちゃいました。高校時代のよくある光景ですね。
参考書や問題集でマウント取ってくる奴はどの世代も共通して居るわけですが、ホントに「奴」と呼ぶにふさわしい輩です。どの教科でもマウントしてくる奴は居るんですが、特に物理は顕著ですよね。
折角分かりやすい参考書や問題集で物理の世界に入っていこうとする人に敷居を上げる、本当に下衆の行為です。「その参考書じゃあ余り実力がつかない」だの「○○ぐらいのレベルの参考書や問題集で勉強しなくっちゃ」って余計なお世話って、この歳のおっさんだからガン無視で行けますが、高校生ぐらいの年代でそんなマウントをかまされたら動揺するのも無理なからぬ話です。
大抵、学校の勉強や資格試験で参考書や問題集の選定を間違えるのは自分の実力より難易度の高いものを選んでいます。特に物理なんかでレベルが高すぎる参考書や問題集を選ぶとどんな弊害があるかと言えば・・・
まずは難しすぎて勉強しなくなる。「参考書買って三日でインテリア」とは上手い川柳を考えつく人もいるものです。まぁ、これは自覚症状があるだけ他の弊害よりマシってもんです。
次に不安が募って問題集の買い替えを頻繁に行うようになる。本棚には参考書がびっしり、でもどれも中途半端に学習するからインテリアを増殖させるだけで実力には結びつかない。実は私自身が最近やらかしてます。電験2種のときに滑り続けるとやたら他の参考書や問題集が目に付いてとりあえず購入してしまう。が、全部を履修できるはずがなく無駄に本棚にインテリアのコレクションが増殖する。この厄介な試験に合格後に私がやったことと言えば免状の申請と目障りなインテリアの処分でした。免状とすっきりした本棚を見てニンマリとしてたものです。
で、一番たちが悪いのは分からないまま何度も繰り返し問題を解くことを続ける。これが何をもたらすかと言えば、本質的なことや基本的なことはろくろくわかってないのに難易度の高い同じ問題だけはなぜか不思議なことに解けるようになる。そう、その分野が分かったんでなく同じ問題の解き方を覚えたってことなんです。しかも何度も解くから勉強時間もそれなりに費やすから努力してるように思える。が、出題者もアホじゃないからそれなりの入学試験や資格試験ではその分野の理解力を問うようにするからパターン化した出題なんかしてこない。で、問題用紙を開いたとたんに あぴゃー!! って叫んで頭を掻きむしりたくなったりする。
結局、参考書や問題集にはどんなのを選べばいいかっていうと物理の場合は学ぶことで頭の中で現象を絵に欠ける程度のレベルのものを選びましょうってことです。学ぶことを通じて覚えておくことリストがやたら増殖する参考書や問題集は自分の実力にあってないってことですね。自分の実力にあったもので学習してその分野の現象を頭の中で描けるようになったら難しい問題集に格上げしても覚えることリストを増殖させることもないでしょう。そのことが確信できるなら自分の実力は確実に上がっているはずです。そろそろ一般入試が封切られる頃合い、待っているだけでは何も得られない代わりに焦れば全てを失いますので他人の助言もどきに右往左往するのではなく、自分の理解を深める学習方法を選びましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます