塞ぎかけた あなたの傷口を
抉り開こうとするのは 誰だ
こんな世に生まれ落ちた
自分の運命(さだめ)を恨むと
あなたはいつも 悲しく呟いて
私の右手に 剣(つるぎ)があれば
悪しき運命を 断ち切る剣が
なにも出来ない歯痒さに
己の無力を 恨んで嘆いた
どんなに深く 願おうとも
あなたの平穏は 打ち砕かれた
わずかな希望(ひかり)も奪われ
あなたの瞳(め)は 虚空ばかりを映す
私は 立ち尽くすことしかできない
私の背中に 翼があれば
宇宙の果てまで 翔ける翼が
あなたを両手に抱きしめて
誰も知らない 未踏の世界へ
私の祈りに 力があれば
この世界を 無にするだけの力が
ふたつの 儚い魂となって
未来永劫 寄り添いながら
私は あなたの光になりたい
抉り開こうとするのは 誰だ
こんな世に生まれ落ちた
自分の運命(さだめ)を恨むと
あなたはいつも 悲しく呟いて
私の右手に 剣(つるぎ)があれば
悪しき運命を 断ち切る剣が
なにも出来ない歯痒さに
己の無力を 恨んで嘆いた
どんなに深く 願おうとも
あなたの平穏は 打ち砕かれた
わずかな希望(ひかり)も奪われ
あなたの瞳(め)は 虚空ばかりを映す
私は 立ち尽くすことしかできない
私の背中に 翼があれば
宇宙の果てまで 翔ける翼が
あなたを両手に抱きしめて
誰も知らない 未踏の世界へ
私の祈りに 力があれば
この世界を 無にするだけの力が
ふたつの 儚い魂となって
未来永劫 寄り添いながら
私は あなたの光になりたい