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彼方アツコの『テキトウ新聞』

日々の出来事やアート作品についてなどつぶやいております。

娘お勧め本

2025年02月26日 | 

昨日読み終わった本です。

中高生が読むファンタジーミステリーなのか?と

興味を示さなかったのですが

娘に勧められて読んでみたら以外に面白かった。

大人もちゃんと楽しめそうです。

『二人一組になってください』 木爾(きな)チレン著 木爾チレン - Wikipedia

いじめがテーマです。

これを読めば

誰しも自分の学生時代を振り返るはず。


愛読者も愛おしくなる

2025年02月16日 | 

これは版画教室の方からお借りした本です

 

『星の牧場』庄野英二著

1979年初刊

小学校高学年~中学生向けの児童書ですが

もちろん大人も読む価値あり

戦争を体験した男性が主人公です。

切ないお話なのですが、愉快なストーリー展開なので

何とも言えない不思議な余韻があります。

戦争もの、悲劇ものととらえることもできますが

そうはさせないファンタジー作品です。

記憶を失った主人公がとても愛おしいです。

 


ブームは終わる

2025年01月13日 | 

久しぶりに「たなくじ」を引きました。

加湿すれば吉

ということは

加湿に気を付けていれば娘のコロナはうつらないということか

 

さて、5年ほど続いた私の中のフィットネスブームが終わりました。

ピラティスに通うのをやめました。

ZUMBAも通えなくなりやめました。

ブームは突然終わり、突然始まります。

 

1年ほど前から言っていた

「一生の趣味英検受験」も2回落ちて熱が下がりました。

寝る前に読もうと思ってこんな本も買ったのに

難しい本を読んで三行で眠たくなるよりも

楽しい本を読んだほうが潤う、という考えに変わりました

 

ということで最近読み終わった3冊を紹介します

本は小説が好きです

この三冊、共通して「気持ち悪い」です

 

『方舟』夕木春央著

ミステリーです。

面白かったけど、好みのジャンルじゃないです。

 

『菜食主義者』ハン・ガン著 きむ ふな訳

韓国の作家さんです。

翻訳物ですが、ノーベル文学賞なだけあって、文体が美しいです。

映画化もされたそう。観てみたいな。

 

最後、直木賞で話題になっていた

『ともぐい』河﨑秋子著

北海道の作家さんです。

描写がとってもリアル

ストーリーも面白かった。

最後につつーと涙が出て、読後の余韻に浸れました。

大好き。


本、映画、ラーメンの好みは人それぞれなのでススメないようにしましょう

2024年10月03日 | 

最近読んで面白かった本です。

『母という呪縛 娘という牢獄』

数年前に起こった母親殺害事件のルポです。

サスペンス小説のような読み応えです。

 

考えさせられるのはこのタイトルです。

自分の母子関係はどうだろう。

娘が牢獄にいるとは思えないが、

自分には少し呪縛があるかもしれません。

いかん、と思うけど、呪縛はゼロにはできないんじゃないかな。

娘に理想を押し付けそうになる時、「これは呪縛だ」と気づくことができそうです。

この本を読んで良かったことです。

 

では癒しの動物っこたちを。

家族ともめた時、この子達が視界に入ると魔法のようにイライラが消えます。

本当にありがたい存在!

 


ホニャララチャレンジ(完)

2020年05月02日 | 

おうちにあるお気に入りの絵本の紹介をしています。


あべ弘士さんの絵が素敵すぎて衝動買いした一冊。
宮沢賢治は旭川旅行を詩にしていたんですね。





おおたけしんろうの超難解イッちゃってる系絵本。手元に置いといて、行き詰ったときに見るもよし。余計行き詰るかもしれないけど。





上記とちょっと似た系統ではある。
かわいい赤ちゃんと一晩中遊んでいたい・・・と詠う可愛らしい内容ですが、マイラ・カルマンの絵が衝撃的で目を見張ります。若い時の私はこの路線を目指していました。でも頭が追いつかなかった。もっと振り切らないと。





鈴木のりたけさんの正統派絵本。描写の気合の入り方に感服します。
うらやましがられる動物たちが「とんでもない、自分も大変なんだよ」って言ってます。
クジラが広い海の中に泳いでて自分の大きさがわからなくなってるところが哲学的で好き。