彼方アツコの『テキトウ新聞』

日々の出来事やアート作品についてなどつぶやいております。

カンテレ

2009年08月30日 | テキトウ日記
関西テレビのことではなくて楽器の名前です。

フィンランドの伝統的弦楽器です。

“aika”という4人グループによるカンテレ演奏会を聴きに中島公園内の豊平(ほうへい)館まで行ってきました。

赤ちゃんくらいの大きさのシンプルな形の弦楽器で、膝に乗せて優しく指で弾きます。弦が観客側に向いているので、奏でる手元の美しさも観ていて気持のいい女性的な楽器です。

音色はハープをもっと軽くしたような感じで、作りは日本のお琴に近いです。

彼女達は道新文化センターのカンテレ教室の受講者同士で結成した4人組です。フィンランドの楽器ですが先生は日本人です。

私はカンテレと言う楽器を今まで知らなかったのですが、日本カンテレ友の会というのも存在し、愛好家がたくさんいるようです。

フィンランドから遠く離れた日本の片隅で民族楽器のカンテレを演奏する日本人とそれを聴き入る日本人の観客。

フィンランドの一般の人はそんな光景があるなんて思いもよらないだろうなー。

…と、カンテレの演奏を聴きながらそんなことを思っておりました。フィンランド人が自国で三味線の演奏会をするようなものですもんね。


彼女達の心のこもった演奏はフィンランドの豊かな自然と穏やかなお国柄を伝えてくれました。

北欧に憧れていた私ですが、ますます行ってみたくなりました。

第1回目の演奏会でしたが、2回目、3回目を楽しみにしています(^-^)

日本カンテレ友の会のブログ
http://hello.ap.teacup.com/kanteletomonokai/17.html



マリモッコリ!

2009年08月29日 | テキトウ日記
ノリPがマリモッコリの人形を気に入ってしまい、「もっこりちゃんもっこりちゃん」と言って遊ぶので、それを見て大人達は苦笑いしてます。
ノリPはもちろん「もっこり」の意味を知りません。念のため。

うーたんとマリモッコリが結婚したらどんな子供が出来るか描いてみました。

「これ何だ」と聞いたらノリPは「もっこり!」と答えました。

やはり目を見て認識するんですね。

まさかモッコリ部で判断してないよね。


おもちゃ風呂

2009年08月28日 | テキトウ日記
のりP1才と9ヶ月。
どんどん言葉を覚える時期なので、いちいち面白いです。

最近言うようになった言葉は「どうしよう…」。
色鉛筆やねんどで遊ぶときも困った風に「どうしよう…」と言いながらぐちゃぐちゃやりはじめます。

教えた覚えがないのであれ~?と思っていたら後日判明、絵本に出てくるひよこちゃんのセリフでした。
私の口癖ではなかったようだ。

他に最近気になるのが「遊ぶ?」。

遊びたいいときに「ママ遊ぶ?」と言って手を引きます。
まるでこっちが遊んで貰いたいみたいでなんか変。

昨晩は「パパ遊ぶ?」と言いながらおもちゃ箱をひっくり返し、自分が入った上からおもちゃを入れろと指示。
それでただぼーっとするだけの作業を何度か繰り返しておりました。

指でV字を作れないのでノリP流の“ピース”です。


外遊び

2009年08月22日 | テキトウ日記
 昨日は久しぶりの公園日和だったので午前中は山鼻公園で遊んできました。

 公園で遊ぶのはいいんだけど、必ず水遊びをしてびちゃびちゃになるので、着替え等の支度が大変です。

 水遊びと言えば、先日児童館のビニールプールで水から感染する「水イボ」をもらってきてしまいました。
ニキビ大の腫れが腕や足に出来て、掻いたりすると増えていきます。薬は無く、お医者さんがひとつひとつピンセットで潰して絆創膏を張ってくれました。

 私は「水イボ」というものを初めて知ったのですが、旦那君は感染したことがあり、治療法は30年以上前から変わってないようです。

 話は戻って、昨日の午後は近所の路地裏でお兄ちゃん(6才、5才)お姉ちゃん(4才)に遊んでもらいました。

 今までお友達になった子が優しい子ばかりだったせいか、ノリPは年上の男の子が大好きで、知らない人でも通りすがりに「おーい、にいちゃーん」と呼びかけます。

 ナンパの名人です。

↓お決まりのポーズでチーズ。




銅版画

2009年08月21日 | 作品紹介
 今制作中のシリーズ物。

 ドライポイントという技法でやってます。
「ドライポイント」は… 版に直接尖ったもので引っ掻くように描写する凹版画です。金属板に傷をつけるには強い筆圧が必要なので、指が疲れます。
 力の入れ具合で幅広い線の強弱が出来ます。滲んだような線も出来ます。

 一方腐蝕液を使うエッチングは、柔らかい防蝕膜を削るので力は要りません。
 グランドと呼ばれる防蝕膜を塗って乾かす→描写する→腐蝕する
といった工程がありますが、描画自体にかかる時間は力を入れない分ドライポイントより短いです。

 私の作品の大半はこのエッチングなのですが、なぜ今ドライポイントをしているかというと、家にいなくても製版できるからです。

 まとまった時間を要するエッチングは子供が小さいうちはなかなか落ち着いてできません。そこで、苦肉の策で防蝕膜も腐蝕液も要らない「ドライポイント」を持ち歩くことにしたのです。
 小さな版とニードルを一本、サラシに巻くわけではないですが、鞄に潜めてます。
主に旦那実家で、子供が昼寝をしているとき、じーちゃんばーちゃんと出掛けているとき等にカリカリやってます。

 どこでも出来る銅版画。眺めのいい喫茶店でお茶を飲みながら…なんていいかもー♪