今日は季節外れの陽気で
春になったような暖かさでした。
先日 ボッティチェリ展の券が
手に入ったので
上野の東京都美術館まで
出かけてきました。
平日だったのでたいして
混雑もなくゆっくり
観ることができました。
西洋絵画というと油絵具で
厚みのある絵を思い浮かべますが
ボッティチェリが生きていた
ルネッサンスのころは
テンペラ画というのが
主流だったそうです。
なにが違うのかというと
油彩画が顔料と油を混ぜた
絵具でキャンバスに描くのにたいして
テンペラ画は
顔料と卵黄を混ぜた絵具で
石膏を施した板に描くのだそうです。
つるっとした板の上に描くので
繊細な線が印象的でした。
とくに女性のちょっとうつむき加減な
表情は一度見たら忘れられないような
美しさでした。
展覧会の最後にボッティチェリの
生涯を短くまとめた画像も
わかりやすかったです。
長々と書きましたが
もしよろしかったら
上野の森までお出かけになっては
いかがでしょうか?
おいでいただき
ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます