おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
クラシエ漢方療法推進会の資料からばね指について。
ばね指7-8
漢方的考察③-④
ばね指の漢方的考察
理論と法則から処方の運用 (虚)
(3)人体の熱の源泉、体を温める作用は腎によります、ところがこれが虚すと
老化や慢性疾患により、人体の熱の源泉が不足し、筋を温めることができなくなり、ばね指が発生します。
(症状)
手指のひきつりと疼痛、寒がる、四肢の冷え、温めると症状が軽減する、舌の質は淡く白い・舌の苔は薄い白で潤いがある
(治法)
熱の源泉を温め、筋をのびやかにさせる
(処方)
冷えを取り除く桂枝加苓朮附湯と筋のひきつりをほぐす芍薬甘草湯を合方します
ばね指(実の場合)
ばね指は、指の使いすぎや老化とともに発症することが多いので、虚証が多くなります。指の使いすぎや老化は、肝や腎の精と血を不足させ、筋脈は肝と腎による温める作用や滋養を失い、虚してしまいます。そこに「虚するところに、邪があつまる」と言われるように、弱く虚した筋脈(人体の筋(腱)と脈(血管、淋巴管)のこと)を狙って、風邪、寒え、湿度、熱のきわめて盛んな病因が襲ってきます。筋脈に侵入したきわめて盛んな病因が、筋脈の気と血の運行を滞らせます。それにより、ばね指を発症させたり、ばね指の症状を悪化させたりする場合があります。腱や腱鞘の痛みや腫れが目立つ、特に痛みが顕著な場合はきわめて盛んな病因による実証が中心と考え、その病因を除き、痛みや腫れを取り除くことが大切になります。
また、ばね指が慢性化すると、気と血の運行がますます悪くなり、オ血(おけつ・うっ血、抹消の循環障害)の症状が起こり(久病及絡・きゅうびょうきゅうらく・久病は全身に網状に及ぶ)「通じざれば則ち痛む・循環障害が起きると痛む」という不通則痛の原則により、激しい痛みをもたらします。慢性化した激しい痛みには、オ血の存在が考えられ、血行を良くし、うっ血を取り除く処方を加えます。 つづく
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
本体価格
250g 8,000円
500g 15,000円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円