たしか55歳のお客様
乳腺炎でクラシエ薬品小柴胡湯と長倉の桔梗石膏を服用してよくなったとのこと
本日来店され、生理が始まってびっくりしたと仰っていました。
金匱要略(きんきようりゃく)と言う書物の
婦人雜病脉證并治(ふじんざつびょうみゃくしょうへい(ならびに)ち)第二十二
第一章 婦人雑病
婦人中風七八日、續來寒熱、發作有時、經水適斷、此爲熱入血室。其血必結、故使如瘧状、發作有時、小柴胡湯主之。
誦 ふじんちゅうふう、しちはちにち、つづいてかんねつをきたす、ほっさときあり、けいすゐ、たまたまたつは、これねつけっしつにいるとなす、そのちかならずけっす、ゆゑに、ぎゃくじゃうのごとく、ほっさときあらしむ、せうさいこたう、これをつかさどる。
婦人中風、七八日、続いて寒熱を来す、發作時あり、經水、適断つは、これ血室に入るとなす、その血必ず結す、ゆえに、瘧状の如く、發作時あらしむ、小柴胡湯、之れを主どる。
婦人が風邪をひいて、治らず7~8日経った頃月経が止まった、熱が続いて、悪寒と熱とが発作的に出るようになった。このようなときに小柴胡湯がつかさどる。
この応用で小柴胡湯が血室に作用し今まで無かった月経が始まったのではないかと思います。
又、杉原の桂皮茯苓丸を服用したら、閉経後に月経が起きたという方もいらっしゃいます。
血室=けつしつ。けっしつ。女性の生殖器、または関元の別名。新・東洋医学辞書13
血室=けつしつ。
①衝脈のこと。<婦科経論>「王太僕いわく:衝は血海となし、諸経朝会し、男子なれば運してこれに行き、女子なれば停まりてこれに止まる。これを血室という。」
②肝のこと。<傷寒来蘇集(柯琴(かきん)の著書)>陽明脈証上「血室は、肝なり。肝は蔵血の室となす。故に血室と称す。」
③子宮のこと。<類経附翼(張介賓(ちょうかいひん)の著書。中国の鍼灸書、1624年刊)>「故に子宮は、医科、衝任の脈これに盛なるをもって、則ち月経時をもって下る、故に名づけて血室という。」漢方用語大辞典
血室=けっしつ。奥田謙蔵著『傷寒論講義』
血室とは、子宮の謂に非ず。恐らくは血中、即ち汎く血管系統を指ざせるならむ。
血室=けっしつ。荒木性次著方術説話
血室とは婦人の胞則ち子宮を謂ふ。
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