温病(おんびょう)とは
習慣的に「うんびょう」と読むことが多い。
四季それぞれの季節において、温熱の邪を感受して引き起こされる各種外感急性熱病の総称である。
(『素問』六元正紀大論篇、評熱病論篇)
臨床症状には、発病が比較的急・初期にかなり激しい熱象が現れる・病状の変化が速い・燥に変化し陰を傷つけることが多い、などの特徴がある。
治療には、衛気営血・・・にもとづき、解表・清気・通下・清営・凉血・開竅・熄風・滋陰・化湿などの治法を、各種の温病に対応させて用いる。
温病は、発病した季節・発病した季節の主る気・発病の状況・流行の特色などにより、風温・春温・暑温・冬温・湿温・暑熱・傷暑・秋燥・涼燥・温燥・温毒などに分類することができる。中医基本用語辞典
衛気営血=衛分病・気分病・営分病・血分病
衛分病
漢方薬はコロナウィルスに効くか? コロナウィルスは温病(うんびょう・おんびょう)
初期、銀翹散 荊防敗毒散 令和4年(2022年)8月19日 オミクロン検査しなけりゃただのカゼ
武漢ウイルス(新型コロナウィルス)について中医学ではどのようにとらえるか 2020.3.14 現在
銀翹散
クラシエ薬品 銀翹散 ぎんぎょうさん
- 「銀翹散[ギンギョウサン]エキス顆粒Aクラシエ」は、漢方の古典といわれる中国の医書『温病条弁[ウンビョウジョウベン]』に収載されている「銀翹散」という薬方を基本に創られた処方です。
- かぜによるのどの痛みや頭痛・せきなどの症状に効果があります。
成分
成人1日の服用量3包(1包2.3g)中
銀翹散エキス粉末・・・5,900mg
〔キンギンカ・レンギョウ各4.26g、ハッカ・キキョウ・カンゾウ各2.556g、タンチクヨウ・ケイガイ各1.704g、タンズシ・ゴボウシ各2.136g、レイヨウカク0.132gより抽出。〕
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、ケイ酸Alを含有する。
効能
かぜによるのどの痛み・口(のど)の渇き・せき・頭痛
用法・用量
1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1包
15才未満7才以上・・・1/2包
7才未満5才以上・・・1/4包
5才未満・・・服用しないこと
価格
30日分 90包 15,660円
15日分 45包 7,830円
14日分 42包 7,310円
10日分 30包 5,220円
7日分 21包 3,915円
3日分 9包 1,800円
1包 200円