おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
クラシエ漢方療法推進会の資料を参考にして
不妊症(活血剤の応用) 弁証論治2-4
2.気血不足
【病因病機】
虚弱体質、過労、多量の出血、脾胃の消化吸収力低下により各臓器に栄養を送れないため元気が無く、血液の不足を来たし、衝任(上古天真論篇 第一 第六節-女 十四歳参照)に血液が十分供給されず、子宮が虚弱になります。
不妊の1-2で掲載しましたが再度掲載します。
「妊娠して胎児を育てるのは父親と母親が健康で丈夫な身体があってはじめてできるもので、健康な父親の精子、母親の卵子があって受精も可能となる。特に母親の栄養状態が良好であれば子宮の内膜がフカフカで受精卵を留まらせ栄養を与えることができる。最近の不妊症の多くは母親の栄養不足のため受精卵を留まらせ栄養を与えられなくなってるのが原因です」
【症状】不妊、オケツの症状の他に
顔色が黄色でつやが無い、脱力感、目がかすむ、めまい、心臓の拍動が亢進し不安になる、不眠、こむらがえり、肌荒れ、舌質が淡い、舌苔が白く薄い、舌に歯のあとがつく
女性では月経が正常の周期より1週間以上おくれる、無月経、下腹部痛、経血が少なく淡色、月経血はさらさら、男性では精液が少ない
【治療原則】
体力をつけ増血する。腎を補い、腎のもつ精を増強する。血を活発に流暢(りゅうちょう)にして、再び滞らせないようにする。
【方剤】
人参養栄湯合桂枝茯苓丸(その他・随証治療=証・訴えに随い治療する・ずいしょうちりょうにより処方します)
【桂枝茯苓丸】~活血化オの代表方剤~
『金匱要略』には「婦人宿チョウ病(婦人宿(もと)ちょう病)あり、経断(けいた・月経が止まった)ちいまだ三月に及ばずして、漏下(ろうげ・不正性器出血)を得(なってしまっ)て止まず、胎動き臍上にあるは、チョウ痼(ちょうこ・筋腫など)妊娠を害すと為す。・・・まさにそのチョウを下すべし、桂枝茯苓丸これを主る」とあり、腹腔内腫瘤をはじめ、オ血停滞の婦人病に広く使われます。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):桂枝・茯苓・牡丹皮・桃仁・芍薬各等分は丸薬が理想であり、蜂蜜酒で服用するのが慣わしです。桂枝茯苓丸を煎じ(煎じてもエキスが出ずアルコールに溶ける成分がある。エキス剤も同様)るよりも丸薬で服用することが効果がより良いことを先人は分かっていたのです。
体外受精でも確率は30%です、100%は確約出来ません。
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
本体価格
250g 8,000円
500g 15,000円
分包品1包1g入り60包3,500 円
1包60円