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黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第六節 訳

2013-01-22 09:00:00 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第六節

 病在肺、愈在冬。冬不愈、甚於夏。夏不死、持於長夏。起於秋。禁寒飲食寒衣。

 肺病者、愈在壬癸。壬癸不愈、加於丙丁。丙丁不死、持於戊己。起於庚辛。

 肺病者、下晡慧、日中甚、夜半靜。肺欲收、急食酸以收之。用酸補之、辛寫之。

 

病が肺(金)にあれば冬(水)になると癒えます。しかし冬に癒えない場合は夏になると重症になるのでございます。夏において死なずにすめば長夏(土)にもちこたえ、秋になって

鍼灸医学大系の訳 亦起るのであります

東洋学術出版社素問の訳 やっと好転します。

肺(金)の病は冷たい物を飲食したり、薄着を避けたいのです。肺病の者は、壬(水のえ)の日と癸(水のと)の日に癒え、壬と癸の日に癒えなければ、丙(火のえ)と丁(火のと)の日に更に悪化し、丙と丁の日に死期を免れて、さらに戊(土のえ)己(土のと)の日にまで持ちこたえると、庚(金(かね)・かのえ)の日と辛(金(かね)・かのと)の日に

鍼灸医学大系の訳 なって又起るものであります

東洋学術出版社素問の訳 やっと好転します。

肺病の者は、午後4時過ぎころはすがすがしく、日中の頃になると病は甚だしくなり、夜半に落ちつくのでございます。肺は収斂を欲する蔵で、収斂させるために急ぎ酸味を食して之を収めます。酸味を用いて之を補し、辛味を用いて之を寫すのでございます。

 

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