うさぎとかえるの里

鳥獣戯画をこよなく愛する自分の日本文化や日常に関する想いをつづります。

柑橘系

2010-02-16 01:42:01 | つれづれ
晩白柚(ばんぺいゆ)をもらった(^^)

こんなのが、家の庭に実っているなんて、うらやましいなぁ。

それにしても、柑橘系って、なんでこんなにいいにおいがするんだろう~。

先週は風邪をひいたり口内炎が痛かったり寝不足だったりでボロボロでしたが
香りで癒され…

…ってホントにデカいな。
比較のためにトロピカーナを置いてみたり。

皮をむくのが大変そうなので、そのへんは今度コックさんにやってもらおう…(^^;)
相変わらずズボラなワタクシなのでしたww
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如意輪観音

2010-02-15 01:52:45 | 活動
毎日少しずつ鉛筆で塗っていた如意輪観音…習作って感じでこの辺でお休みです。

これは三井寺の観音堂の御本尊。

出会ったのは、昨年のちょうど今頃、サントリー美術館の「国宝三井寺展」でした。

それがきっかけで、昨年夏には実際に三井寺を訪ねました。
拝観の時期ではなかったので、その時には如意輪観音には会えませんでしたが。

美術館の中で、四方から眺められるように展示された、この如意輪観音さまは本当に美しかったのです。

特徴でもある、この大きく繊細な宝冠から垂れる、瓔珞。
それが、ガラスケースの中で、揺れていました。
風などあるはずはないので、かすかな振動ででも揺れているのか、なんとも言えず
神秘的な衝撃を受け、しばらく見入ってしまいました。

この観音をみて、すぐに心に思い浮かんだのは、このうた。

くわんおんのしろきひたひにやうらくのかげうごかしてかぜわたるみゆ

会津八一さんの「鹿鳴集」です。

コレ、中学生か高校生の頃、国語の教科書に載っていた短歌なのですが、
あまりにも綺麗な歌で、忘れられず、それ以降ずっと頭の中にありました。

ちょっとした風でも、かすかに揺れるであろう繊細な瓔珞。
しつこいようですが、美術館の中なので、なぜ揺れていたのかよくわかりません。
ガラスケースに入っていたし。
サントリー美術館はビルなので、体に感じない揺れがあったのかもしれません。
(その日は寒い強風だったし…)
それにしても神秘的な空気を発しているなぁと思ったものです。

以前描いた中宮寺の半跏思惟像が如意輪観音と混同されていたことを書きましたが、
片手を頬にあてている姿が誤解のもとだったようです。
そして如意輪観音は片膝を立てて座っています。

三井寺のものは一面六臂。手には如意宝珠、法輪を持っています。
この、手が腕が、なんとも美しいです。そして胸から腰のライン。
平安時代10世紀のものですが、宝冠と瓔珞は後世のものらしいです。

秘仏なので、公開は33年に1度。(観音三十三応現身だからかな)
ですが、平成20年から今年まで、西国巡礼にゆかりの花山法王の一千年御忌にあたり、
各観音霊場で御開帳が行われています。
そんなわけで、私も昨年秋は、秘仏開帳で京都と奈良を回りましたが、三井寺には行けずじまい。(石山寺でタイムオーバー)
ただ、今年の春も3月17日から4月18日まで結縁開帳が行われるそうです。
これを逃すと、次は33年後ってことですかね。
う、でもこの期間、奈良に行く予定を入れてしまった…orz

美術館でみるのと、お堂でみるのって全然違うからなぁ…。
本当は、美術館でもひとつひとつに手を合わせたい感じなんだけど、
なんで展示会になると、そういうヒトいないんだろ。
本当は、御本尊とかなのに、場所が変わるとイロイロと違ってしまうものですね。





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ノロ

2010-02-15 00:43:12 | つれづれ
しばらくワタシの目を楽しませてくれていたミモザの花が…

いよいよ枯れました…。

黄色のフサフサした花(?)が小さくしぼんで…

何かに似ていると思ったら…

ノロウィルスの顕微鏡写真!!!!…orz

以前いたM会館時代に社内勉強会でイヤと言うほど見た、にっくきウィルスww

なんか、潜在意識に刷り込まれた記憶というか…発想がカナシイ。
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いろいろと

2010-02-14 03:28:10 | つれづれ
ちょっと昔のある事件が気になって

いろいろとネットで調べているうちに

いつの間にやら新聞配達のバイクの音が聞こえてくる時間になってしまいましたが…

ふとなんかいいにおいがするな~と思ってヨコを見たら、

先日活けたミモザの花瓶でした(^^)

ああ、なんか春の香り…(*^ω^*)

そろそろ寝ないと明日がツライ。

それに気づかせてくれたミモザなのでした…。

世の中には、迷宮入りしている事件とかイロイロあるんですね、

知らない方がいいこともいろいろあるのかもしれない。

日本古代の事件のいろんな説を探すのが私のライフワークですが
それもいろいろと歴史を変えられてたり、嘘をでっちあげてたり、
いろんな陰謀がアリアリですが、それは今の世の中でもありそうな気がして
怖くなりました。

一般市民は知らないことがおおいんだろうなぁ、きっと。
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粗食

2010-02-11 01:41:56 | ごはん
ある日のゴハン。

インド料理やっていると、ある時ムショウに日本の味が食べたくなったりします(^^;)

こんな普通のゴハンをネタにするほど、普段の食生活が…(--;)

というお恥ずかしいハナシは置いておいて。

もともと、塩っぽい味が好きなので、塩辛、梅干し、アサリの佃煮…
珍味っぽいモノというか、酒のつまみっぽい濃い味好きです~。

あとは、久々に白子が食べたくなって、買ってきました…。

実家にいたときに大好きだったんですが、コッチに出てきてからは、なんか
白子を認めてくれる友が少なくて、チーフと居酒屋に行ったときくらいしか
食べていなかった…。

今回は、実家で食べたのと同じように煮てみましたが、
下処理とかもしかして必要なの??と思って(普段料理しないし…って、コレ、料理って
程のモノでもないけど)ネットで調べてみたら、
ソテーとか、グラタンとか、パスタとか、なんかオサレな食べ方もあって驚きました。。。

まぁ、濃ゆいかんじなので、そういうの合いそうですね。
ソテーにしたら、フォアグラみたいな感じかもしんない…(^ω^;)

和風では、天ぷらとか美味しそうでした。

…でもやっぱりシンプルに煮るに限る~!!

家でゴハン食べる機会があまりないので(飲食店って、そういう意味でありがたい)
たまにはこういうシンプルゴハンが至福なのでした…。

自分で手を加えているものがほとんどナイ…ってツッコミはナシです。
基本、豆腐と納豆があれば満足できるワタシなのでした…。

なんか、自分で料理しなくても食べさせてもらえる環境にいたせいか、
家ゴハンはかなり手抜きです…orz

イヤ、これでも学生時代はキッチンで調理場の方のバイトしていたんですけど。
ジョ●サンの…(^^;)
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ミモザ

2010-02-09 22:52:28 | つれづれ
お出かけした先で花屋さんを覗いたら、ミモザが出ていました(^^)

春が来たという気がします(*^ω^*)

ミモザ大好き、小さい花が、ぶわっとこぼれるくらいにあふれているのがいいです。

そもそも、花に限っては、黄色とかオレンジとか、原色暖色系の元気カラーが好き(^_^)

お部屋も華やかになるし♪

…それ以外はいたって地味系カラーが好きなんですけどね…(--;)



ちなみに和菓子屋さんは、ひな祭りのお菓子と桜餅で桃色でした。

昨日まで激寒だったけど、もう春なんですね。
…明日はまた寒いみたいですけど…。
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わらび餅

2010-02-08 23:45:39 | おやつ
西国への旅に出ていたYさんから、洛匠の草わらび餅をお土産にいただきました。

おやつにネパールのコックさんといただきましたよ(^^)v

本当にここのは大好きで、お店で食べるもよし、お土産に買うのもよし。
たいがい、私はコレと阿闍梨餅を自分用に買って帰ります(笑)

容器からあふれ出る、きな粉…。



ここに埋もれているわらび餅を発掘します(^^;)

それはさながら、小さい時に新雪の中に飴玉を投げ込んで、みんなで探した宝探しとおなじ。コレ、雪国ならではの遊びです(^^)

あらくちぎった感じのわらび餅を、さらに小さく箸でちぎりながら、
きな粉をまぶしていただきます~。

うま~(*^ω^*)



ネパールの人には、きな粉が面白いみたいでした。
むこうでも、豆の粉はさかんに料理に使うけど、粉をそのまんま食べるのはないのかな?

この過剰すぎるきな粉の演出が、やっぱり洛匠にハマルところかも。

以前、旅友との京都旅行中、1日に3軒の和菓子屋を回って、一番気にいったのが洛匠でした(^^)

そういう意味でも思い出の品!!

ごちそうさまでした。


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思惟

2010-02-06 01:34:43 | 活動
最近、物思いをする時間をもつようになりました。

20代の頃は、仕事も忙しかったし、考えている余裕がなかったけど
この頃は流されるだけじゃいけないなぁと…。

自分を振り返ったり、日本の歴史のことを考えてみたり、考えて決して楽しい気分になることはないんだけど、
本当に以前は「物を考えている時間がもったいない」的な発想でしたが、「ただ考えてみる」こともいいなぁ、と気持ちの変化が。

中宮寺の菩薩半跏思惟像、さらりと鉛筆ですが。

もっと重ねると、漆塗りの深い感じが出せるんだろうな。
実物は、昔は彩色でしたが、今は地色の漆塗りの状態です。

中宮寺の菩薩半跏思惟像というのは、以前は如意輪観音と言われていた時期もあるそうですが、
この菩薩半跏思惟像は飛鳥時代のもの、一方、如意輪観音が初めて登場する経典が日本に
伝わったのは8世紀らしいので、実際は、それ以前に信仰のあった弥勒菩薩の半跏思惟像と
いわれています。

そう、京都広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像と同じ。
思えば、あちらは聖徳太子から下賜されたもの、こちらは聖徳太子の母、
穴穂部間人皇女の御願によって創建された中宮寺のもの。
間違いなく、弥勒菩薩と思います。

この絵ではちょっとアレですが、その微笑は世界3大微笑のひとつ。
「弥勒」はサンスクリット語で「慈悲からうまれたもの」という意味だそうで、
半跏思惟像は、衆生の救済のために思惟をしている姿といいますが、
一説には、一緒に涙を流している姿とも。
たしかに、頬に当てた指は、こぼれた涙をそっと押さえているようにも見えます。
(広隆寺のもうひとつの弥勒菩薩は「泣き弥勒」といわれています)

中宮寺のものも、正面から見るとほんとうに優しい微笑で、穴穂部間人皇女を模した
ものともいわれますが、いろんな写真を見ていて思いました…、左側から見ると、
微笑んでいるのではなく、悲しそうに口元をゆがめたようにも見えます。
あくまで写真上では(^^;)
実物はまだ一度しか見ていないし、実際にいろんな角度から眺められたのか忘れちゃいましたけど、また会いに行きたいです。

ついつい、頬に当てた繊細な指と穏やかなお顔に目が行きがちですが、
足首におかれた左手も爪までとっても美しいです。

ほんとうに、見ているコッチも穏やかな気持ちになります(*^ω^*)
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絵草紙

2010-02-05 00:10:05 | 読書
絵草紙 源氏物語

源氏物語は、美しいものの描写が本当に素晴らしいので(自然景物とか人物とか)、
こういうふうに視覚的に見ることができるのがまたありがたいです。

雨夜の品定めとか、出家する藤壺の場面とかの構図がすごくいい。

日本画独特の鈍色の色使いがまた風情があります。

「鈴虫」の絵もいいなぁ。
松なんだろうけど、構図的に青蓮院の大楠木をイメージしてしまいました。

あと、これも日本画的な、ふっくらとした手の描き方。指とか。
これって、仏像の手ですよね、やわらかそうな感じ。
仏像は硬質なのに、なんで手はあんなにふっくらと生命感を感じさせるのだろうといつも思います。
毎年、お正月に護摩を焚きに行くときに見る、僧侶の方の印を結ぶ手も、どこかそんな感じです。
なんというか、力を込めすぎず、自然に指や手を重ね合わせる…。
手指は顔と同じくらい、表現できる部分ですね~。

それにしても、源氏物語って、何度いろんな方のを読んでも(現代語訳とかあらすじでも)
毎度ワクワクしてしまうのはなぜでしょう…。

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また雪!

2010-02-03 23:48:55 | つれづれ
寒いと思ったら、マタ降ってきたよ~(-"-;)

底冷えのする、最近の東京です。

でも心のセマイ私は朝から夜までちょっとイライラすることが
立てつづけにあってピリピリ心は発火寸前…

ま、また抑え込むんですけどね(^^;)
モヤモヤを。

せめてと思って、恵方巻きをお昼に食べました。

今年は西南西、…って適当に太陽の方角を見て。

以前方位磁石買ったけど、どこいったんだろう?
お寺に行くときに、方角を確かめようと思って買ったのに、
結局旅行の時にいつも持っていくのを忘れるシロモノです…。

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