久し振りに住吉大社を訪ねました。初詣以来です。
お正月には大勢の初詣の方々で賑やかな住吉大社ですが
平日の住吉大社は、静寂な神域として、また全国約2300社余の総本社として
本来の格式と威厳に満ちた神社の佇まいを見せてくれます。
太鼓橋を渡った本殿正門前に、しだれ桜が咲いていました。
先日の強風雨によく耐えたものです。
神社が仏教寺院建築様式で建立されるようになったのはいつ頃でしょうか。
日本で最初に本格的な仏教寺院が建立されたのは西暦609年頃、推古天皇の時代です。
その寺は、奈良県の明日香村の飛鳥寺です。
いずれにしても、この仏教寺院の彩色とサクラの花は
長い年月を経て日本的美意識の一つとして
われわれ日本人の潜在意識に定着しているのでしょう。
本当に美しいと思います。