日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

住吉大社・卯の花苑を訪ねました

2014年05月07日 | 古社寺巡訪・大阪

住吉大社といえば、全国に2000を超える住吉神社の総本宮であり、
その創建は1800年前に遡るとされる大社です。

 

現代では正月三が日の参拝客数が、毎年200万人を超え、広く知られる神社であります。
住吉大社の縁起によれば「卯の花」は、
「住吉大社がこの地に鎮座されたのは、遠く神功皇后摂政十一年卯の歳卯の月卯の日」であるところから
尊ばれ、「五月最初の卯の日に行われる「卯の葉神事」は、住吉神に卯の葉の玉串を捧げ、神威の更新を祈る重要な神事」
にまでになっているとあります。

 

こうした経緯から、住吉大社では卯の花が古来より大変尊ばれ、境内には「卯の花苑」が設けられています。
この苑が今年も公開されていましたので訪ねました。

苑そのものは、驚くほど狭いですが全国の”うつき”が収集されているそうで、その種類の多さにはまた驚かされます。
今回はその中から多く咲いていたものを掲載しました。

「姫うつぎ」

「たにうつぎ」

「ばいかうつぎ」名の通り、梅の花にそっくりです。

苑内には卯の花(うつぎ)の香りに引き寄せられた蝶々が多数舞っていました。
上の蝶は「アオスジアゲハ」です。


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