正岡子規は、秋の季語である露草を数句、詠んでいますが、その中に、
「 露草の中にたまたま野菊哉 」
があります
今日、残念ながら野菊ではありませんが、
露草の中にたまたま白い彼岸花が咲いているのに出会いました
青い小さな露草の中に大輪の白い彼岸花が一輪
さて、この露草ですが、大きさは2cmほどの小さな花です
近寄って見ると実にユニークな姿形をしています
この季節、空き地や路傍などどこにでも咲いている珍しくもない花ですが、
ここまでじっくり見たのは初めてでした
本当に、「知っているようで実は何も解っていない」こと、ばかりです
長居植物園にて
(D600+90mm)