日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

シャクナゲの次は「平戸ツツジ」が最盛期を向かえています 長居植物園

2013年04月25日 | 四季の移ろい 長居植物園


園内のツツジ園では、元気だったシャクナゲに代わって
平戸ツツジが最盛期を向かえていました。

 平戸ツツジはその強さから、生け垣に使われるなど、季節になれば普段よく目にする花です。

 その所為か、余りじっくり観賞することなく「あっ咲いているな」程度で見過ごしがちです。

そこで、今日は、改めて じっくりと鑑賞することにしました。

斑点が花の片側だけ、それも上側だけに描かれています。
実にデザイン性豊かなお洒落な花です。

 周り一面、ツツジが咲くベンチで休憩されるお二人。
こちらも、贅沢で、お洒落で、粋な、ひとときを過ごされていました。

 


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今年も春を満喫させてくれたチューリップ 長居植物園

2013年04月24日 | 四季の移ろい 長居植物園


今年も、チューリップが園内を随分華やかに彩ってくれました。
しかし、もう4月も下旬に入った今日この頃です。
そろそろ次の花にバトンタッチする時期を向かえています。
そこで今日は、今年撮ったものを感謝を込めて掲載しました。

大池の畔の歌壇に咲くチューリップ

この日は晴天の日曜日。
カップルが仲良く弁当を手に、チューリップ花壇の横を通り過ぎて行きました。

白と赤のチューリップ

今年の園のチューリップは、この色が最も多かったようです。
やわらかい薄紫色と表現すれば良いのでしょうか、
ほっとさせてくれる柔らかい優しさで和ませてくれました。


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藤棚が色付き始めていました 長居植物園

2013年04月23日 | 四季の移ろい 長居植物園

 

園の一画にある藤棚が色付き始めていました。

ご覧の通り、藤が十分に棚一面を覆うまでには成長していない藤棚です。 

その分、若い(?)だけに咲いている花は、生き生きしているように見えます。

藤は、日本の固有種だそうで、
ご覧の通り、花は、いかにも日本人好みの色彩と形状です。

藤は、奈良時代初期に詠まれた歌の題材としても登場しています。
藤浪之 花者盛尓 成来 平城京乎 御念八君
 ふじなみの はなはさかりに なりにけり ならのみやこを・・・
万葉集 大伴四綱(おおとものよつな)
「藤の花が盛りになりました 奈良の都を懐かしくお思いになるでしょうね あなた様も 」

「あなた様」とは大伴四綱の上司である太宰帥・大伴旅人です。
この頃、太宰府では「筑紫歌壇」と呼ばれ、優秀な文人が平城京から遠く離れた太宰府にあって、
独特の文化圏を形成していたといわれています。
大伴四綱はその一人で、
この時、太宰府防人司の次官を務める役人でした。


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ドウダンツツジ 長居植物園

2013年04月16日 | 四季の移ろい 長居植物園

 

ドウダンツツジ。毎年4月から5月頃、庭先などでよく見かけるツツジの一種です。

白い花に近づいてよく見ると
壺というか、提灯というか何ともユニークな形をしていました。

 


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住吉大社 の しだれ桜

2013年04月14日 | 古社寺巡訪・大阪


久し振りに住吉大社を訪ねました。初詣以来です。

お正月には大勢の初詣の方々で賑やかな住吉大社ですが
平日の住吉大社は、静寂な神域として、また全国約2300社余の総本社として
本来の格式と威厳に満ちた神社の佇まいを見せてくれます。

太鼓橋を渡った本殿正門前に、しだれ桜が咲いていました。
先日の強風雨によく耐えたものです。

神社が仏教寺院建築様式で建立されるようになったのはいつ頃でしょうか。
日本で最初に本格的な仏教寺院が建立されたのは西暦609年頃、推古天皇の時代です。
その寺は、奈良県の明日香村の飛鳥寺です。

いずれにしても、この仏教寺院の彩色とサクラの花は
長い年月を経て日本的美意識の一つとして
われわれ日本人の潜在意識に定着しているのでしょう。
本当に美しいと思います。

 


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