日々雑感

豊かな四季の移ろいを記憶にとどめて行きたいと始めたフォトブログです。暫しご笑覧下さい。

懐かしい記憶を蘇らせてくれた紅紫色のレンゲの花

2014年04月25日 | 四季の移ろい 長居植物園

レンゲ草にカメラを向けていて、
ふと懐かしい想いが頭をよぎったのが不思議で、帰宅後調べてみました。

レンゲ草はかって、稲作に欠かせない天然の肥料として、広く利用されていたようです。
ところが、効果が高く効率の良い化学肥料が普及するとともに、それまで秋の刈り取り後
必ず田んぼに蒔かれていたレンゲの種は蒔かれることが少なくなっていったようです。

そう言われてみると、
子供の頃、レンゲ草と言えば、
学校の行き帰りの春の田んぼで見かける、どうと言うことのない花でした。
通学路の横の田んぼ一面を、紅紫色のレンゲの花が覆い尽くしていたものです。
それがこの何十年、たまたま春に田舎に出かけてもほとんど田んぼに咲いているレンゲ草など
見かけることがなくなりました。

昨日の晩ご飯のおかずが何だったのか全く思い出せなくなった非常に不安で頼りない私の頭脳ですが、
時折、子供の頃の記憶が、ふとしたことが切っ掛けで鮮明に蘇ることがあります。
今日のレンゲ草も、どうやらその一つだったようです。


 

 


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見頃を向かえた大輪の牡丹の花 長居植物園

2014年04月24日 | 四季の移ろい 長居植物園

今、長居植物園のボタン園が見頃を向かえています。赤・白・ピンク・紫の大輪の牡丹の花が所狭しと咲いています。


「聖代」


「島錦」


「長寿楽」


「花競」


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四天王寺聖霊会舞楽大法要 その1 

2014年04月23日 | 古社寺巡訪・大阪

四天王寺さんで毎年4月22日に執り行われる
「聖霊会舞楽大法要」
に今年も行くことができました。

四天王寺の「聖霊会(しょうりょうえ)」とはどういうものかですが、
当日配布された資料に次のように簡潔に説明されておりましたので
これを引用させていただきます。
「聖徳太子さまのご命日(旧暦二月二十二日)に、御霊をお慰めするためにおこなわれる、
法要と舞楽が渾然一体となった舞楽大法要で、四天王寺の最も重要且つ大規模な行事として、
近年は四月二十二日に厳修いたしております。」

なお、この「聖霊会舞楽大法要」は、約1400年の伝統があり、重要無形民俗文化財に指定されています。

四天王寺さんで最も知られる鳥居と西大門です。

鳥居は、鎌倉時代の永仁2年(1294)に建立されたといわれ四天王寺で現存する建物で最も古い建築物です。
高さは9mもあります。掲げられている扁額には「釈迦如来転法輪処当極楽浄土東門中心」と書かれています。
山形市成沢の八幡神社の鳥居、山形市小立の石鳥居に次いで古い鳥居で重要文化財に指定されている。

聖霊会舞楽が執り行われる六時堂の前の石舞台

四隅に飾られている真紅のものは、仏花として曼珠沙華を現しているとのことです。

以下の画像はこの法要で舞われた一部です。
今後、何回かに分けてこれら舞楽をUPしていきますので、宜しければまたご覧下さい。


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そろそろ本格的に開花が始まったボタン園 長居植物園

2014年04月22日 | 四季の移ろい 長居植物園

長居植物園では今、ボタン園が見頃を向かえようとしています。

 

 


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ツツジが見頃となってきました 長居植物園

2014年04月21日 | 四季の移ろい 長居植物園

桜が散ったあと、咲き始めるのがツツジです。ツツジは、実に何処でも見かける花です。
一茶の句に
百両の石にもまけぬつゝじ哉
があります。
一茶が生きた江戸時代、豪商達の庭には、
その財力を示す高価な庭石が、据えられていたのでしょう。
そんな百両もする庭石に、何処にでも咲いているツツジの花を対比させています。
この句は、金に支配され本来の価値を見失って行く世間への一茶らしい痛烈な皮肉が込められているようです。
一茶が生きた頃からおよそ200年を経た現代ですが
この一茶の句が、そのまま当てはまるような気がしてなりません。

 

 


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