今、満開のサトザクラの足下で、アヤメの花を小さくしたような、シャガの花が咲いています。
シャガは、漢字では「射干」、「著莪」、「胡蝶花」など様々に表記されるようですが、
原産は中国で、日本には古くに伝来したようです。
このために日本固有種と考えられたでしょうか、
学名では「Iris japonica」との名が付けられています。
見応えのあるサトザクラに見とれていると、つい、足下に咲くこのシャガは見落としてしまいそうですが、
シャガは、これから5月中頃まで、木陰で地を這うように4-5cmの小さい花を次から次へと咲かせ
見る者を楽しませてくれます。