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41年目の沖縄

2013-05-16 23:27:10 | 行事
1972年5月15日・・「沖縄復帰の日」あの日のことは今も鮮明に覚えている。

あの日父が「今日からやまとぅぬゆ(本土の世の中になる)~になるが

30年・40年後のうちな~(沖縄)はどうなっているのだろうね」と私に呟いた。

42歳の父は泡盛の工場といくつかの副業を生業とし男ざかり・働き盛りでした。

復帰前から東京を行き来していた父の未来予想図は輝かしく描いていたと思う。

5年後台湾出張中47歳脳溢血で突然逝ってしまった父・・・毎年この日に私は父が

生きていたら・・・思い出す日でもある。41年の月日はいろいろなことがあり人生の

荒波をくぐり、今私は父が見ることのできなかった未来のなかにいる。

しかし沖縄そのものは何も変わらず存在している。

歴代政権は、基地負担軽減の甘口を繰り返しながら米軍専用施設の74%が沖縄に

集中する現実は動かず変わらないのである。昨日は新聞を視てもほとんど記事も無く

報道もごくごく一部なのである。本土との温度差に差別の意識も出てくる・・

沖縄に限らず差別は全国にあります。福島の原発被災地の考え方や住民の思いと

政府の取った施策に温度差が見られるのも同じだし・・配慮の方向性が違うのでは・・

メディアの役割は復帰に至るまでの事や機密文書等にもっと正面からふれて

国民に沖縄の不都合な真実を知らせるべきだと思う「報道の溝」を埋めてほしい。。

4月28日の「主権回復の日」式典に正直唖然とした!1952年4月28日は日本から

施政権が分離され今日まで続く苦難の歴史の始まりの日を到底受け入れることが

できません!沖縄の仲井間県知事の式典へは欠席の決断をされた。知事みずから

遺憾の念を抱いているという事実が存在している事を知った。「祝賀」としての式典を

テレビで観て私は怒りました!「屈辱の日」のなにものでもない!

今一度4月28日の歴史的意味について日本国民が共に詰め直す必要があると思う。。







コメント (1)
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