戦後70年 敗戦の日8月15日・・今年の夏は新聞やテレビなどでいろいろに取り上げられ
真実の断片が見えてきた。310万の戦没者の背後にみる犠牲者の人々の筆舌に尽くしがたい
物語を知るにつけ改めて残酷な戦争を憎まずにはいられない！！
戦場に送られた兵士・軍人たちの運命はひどいものだった・・過半数が餓死で戦闘の中で
華々しく戦った名誉の死を遂げたのではなく飢えと病気にさいなまれ無念の涙をのみながら
密林の中で野垂れ死んだと・・・戦果に固執せず、情報を直視せず、軍上層の判断のあやまりで
突き進んだことが敗戦の原因だと感じた。。
3月以降に起きた国民的惨劇である東京大空襲・沖縄戦・原爆投下・ソ連の満州侵入など連続した
出来事が防げたのかも・・戦争が奪ったものはあまりにも多く、無から有は生まれないのである！！
ふるさと沖縄の悲劇は歴史が語るように本土の捨て石に！基地の存在は皆様の知るところです。。
今まで重い口を閉ざしていた戦争体験者が語る歴史に隠れた声を聞いて・・無辜の民に甚大な
被害と苦痛を与え人間の尊厳をも傷つける・・70年目の真実は私の胸に深く刻まれた。。
戦後70年談話の中で安倍首相が語った一文の中で「先の世代の子供たちに謝罪を続ける宿命を
負わせてはならない」と言うくだりですが、確かにそうですが戦争を語り継ぐ責任もあると思う・・
犠牲の上に命が繋げたことを知ることが大事・・政治は歴史に謙虚でなければならない・・
原爆忌の前日に亡くなられた阿川弘之さんのお言葉・・「昭和という時代の真実を突き止めるには
まだまだ百年の単位の年月が必要です」歴史に埋もれた真実が明らかにされる日がいつか・・・
何世代にも引き継がれる遺言になるのだろう。。
