日曜日、着付けの仕事を終え友人が贈ってくださったチケット銀座松屋で開催の
池田重子コレクション 日本のおしゃれ展に出かけてまいりました。18日まで!!
先に観覧した友人曰く、素晴らしいから是非!観てほしいと言うことなので・・
出かけてよかった~~たくさんのお人で会場は溢れていた。現代ではアンティークの
くくりで時代物として観てしまいがちですが、厳選された60点の帯や着物帯留めなど
一点一点手が込んでいて素晴らしい日本の芸術品・・あまりの素晴らしさに会場の
あちらこちらで感嘆の声が聞かれた。。一見の価値あり!眼福ものでした。。
昔の着物の色使いや組み合わせなど斬新でセンスがいいと思いましたね。。
2015年10月にご逝去された池田さんのビデオが流れており、その中で着物姿の要は
帯留めでそれは画竜点睛だとおしゃっていたことが印象に残りました。わたくしも
お稽古の中でよく生徒に最後の所作の帯締めは魂を入れる処と申しております。
どんなに着付けがうまくいっても、体の中心にある帯締めは全体の姿を決める大事な一点!
そこの色や形で品格が出ます!!コレクションのきっかけは50歳を過ぎたころで1個の
帯留めからとのこと・・彫金とは思えない繊細な美しさに魅了され気がつけば、着物や
帯・帯留めが1万点を超え数々のコーディネートを発表してきたと・・凄いの一言ですね!
「着物は豪華でなくても優雅であればいい。立派でなくても洒落たものであればいい」
いたく共感致しました。季節を纏う・・着物と共に歩む・・わたくしも細き道を歩みます・・