平成23年1月22日(日)、9時から国宝彦根城を火災から守るため、消防署と消防団による火災防御訓練を実施しました。
消防署は本署、北分署から指揮隊、消防隊で4隊が出場、消防団は団本部、第1中隊5個分団、第2中隊5個分団が出場しました。
天候は、寒波の合間で、雨も雪もなく、暖かな訓練日和です・・・・
訓練想定
彦根城黒門参道東側の雑木林から出火し、折からの強風にあおられ天守閣方向へ延焼する…というものです。
毎年、午前8時から作戦会議が開催され、そこで火点が決定されます。今回は、黒門側になりました。
9:00 彦根城自衛消防隊の初期消火訓練がはじまりました・・・
重要書類の搬出訓練です・・・
常備消防が到着
30メートル下の消火栓から連結送水管で送水!
天守閣前広場に現場指揮本部を設置・・・
連結送水管に水を通すことで一時赤錆の放水なりました・・・
どうやら指揮体制も整いました・・・
よく見ると参道はホースだらけ・・・
天守から火災を迎え撃つ形で消防団による10口の防御線を設定します。
堀から10個分団がそれぞれ17本から28本のホースを使用しました。
いつもよりホースの使用本数が多くなりました…
9:25 火災は鎮火しました。
9:35 終了式
表門橋まで下りてきました・・・
訓練終了後、10時00分から消防本部で反省会を実施して解散しました。
このほか、午前7時から市域南部の延寿寺で消防署南分署と消防団第3中隊による火災防御訓練も実施しました。
訓練に参加された皆さん、大変ご苦労様でした。