8月も残すところ1週間を切った今週、いまさら何を?と言いたいようなギラギラした夏の日差しになり、今頃になって日焼けで肌に違和感を覚えている私がいます。(^_^;)
外で働いている皆さん、ヘロヘロになっていませんか?(*_*)高台の大屋根では上棟後フル稼働で工事を進めています。
2階の屋根断熱には高性能グラスウールの施工をしました。
この断熱材は施主さんが使ってみたかった念願の?断熱材です。
普通グラスウールの色はイエローが一般的ですが、このグラスウールはレッドです。灼熱の太陽の下で見るこの色は見ているだけで暑苦しい!(>_<)
でもこの断熱材は高い断熱性能を備えていますので、住む人には優しい断熱材です。(^o^)
垂木の間に埋め込んだ断熱材の上には、前から使ってみたかった熱を反射するシートを施工。
このシートは赤外線を約8割くらい反射するので、特に夏の快適性が向上します。(冬でもメリットはあります。)
屋根だけでなく、壁に貼ることでさらに快適性を向上させることが出来るのですが、価格が通常品に比べてかなり高いのがネックです。(-_-)
採用しようか迷っていたのですが、それほど大きな面積にもならないので、テストをかねて独断で採用しちゃいました。
費用はもちろん当社持ちです。(^_^;) 施主さんはもちろん喜んでくれました。
良い結果が出ると良いんですが。
出なかったら・・・ メーカーにクレームでもつけようかな (^o^)
使ってみたい方はお知らせ下さいね。シートを施工した上には、外気の通気層を確保して、野地板の施工に移って行きます。
通気・反射・断熱の3段階の断熱構造により、とても暑かった今日でも、内側の断熱材をさわるとほんの少し暖かいと感じる程度まで熱伝導を押さえています。
野地板を施工した上には防水用のルーフィングを施工して、その上に瓦棒を施工。(今回は瓦棒葺き仕上)
この家の呼称にもなっている大屋根が姿を表しました。
●瓦棒葺き●
屋根面に約45cm間隔で角材を打ち、その角材どうしの間に
鋼板などを敷き、角材も鋼板でカバーする工法。
屋根勾配を緩くすることが出来て、その構造から防水性も高い。
1階と2階では筋違や間柱などを順次施工しています。
計算式に則って構造計算をして導き出された数字に見合う金物も、きちんと施工していきます。
当社では様々な収まりに対応させるため、多種類の金物を用意し、適材適所に施工することで、より確実な施工を目指しています。
ホールダウン金物もしっかり施工しました。
台風がやってきそうな予報もある中、断熱材を濡らさないような段階までの施工も間に合いました。
順調にいけば来週はサッシなどの搬入も行われそうなのですが、前半の天気が思わしくないのでどうなるか・・・。
南房総 加瀬工務店 T.K
http://www.kasekoumuten.com