今日は暑かったですねぇ~っ (*_*)
外仕事の皆さん!お疲れ様です!
汗っかきの私は、日に照らされてムシムシな環境で汗が飛ばず、体が重い状態でした。(T_T)
息子を迎えに行くと、先生が「今日は暑かったですね。お父さん焼けましたねぇ~っ」と言われてしまいました。
よく見ると腕が赤くなっていました。(^_^;)
さて、今日は知り合いの方に頼まれて雨漏りをしてしまったお宅を見に行きました。
梅雨時や、台風シーズンになるとこういう相談が増えます。
屋根は5~6年前に屋根を葺きかえたそうなのですが、家の中を見るとかなりの漏り具合・・・。
しかしこの上の屋根を見てもこれと言った漏れる場所は見あたりません。
気になるのは屋根勾配この屋根材ではギリギリな設定だと言うことくらい。
はっきりとした原因がわからないので屋根裏を確認。
見つかりました。(^_^)
下り棟(斜めに下がっていく棟)伸したにある隅木に漏水の形跡がはっきりと。(写真2枚目)
それと同時に驚いたのがこの建物の構造の割と華奢なこと。
三十数年前の建物で見た目が良い家なのに躯体が華奢なのです。
華奢な構造体で建てるので思い浮かぶのは、都会の業者かハウスメーカーかと思い聞いたところ、地元の業者さん。(>_<)
大工さん系の工務店ではない業者なのでこんな物なんでしょうか・・・。
さて本題の雨漏りへ。
再び屋根に登り、下り棟をはがしてみると、屋根材の施工不良を発見しました。(葺き替えは建築した業者ではない業者がおこなったそうです。)
この施工状態では、たぶんここが原因だと考えられます。
大きな手入れはできないので、雨が入りにくい構造になるようコーキングを施工。
これで様子を見てもらうことにしました。
止まりますように・・・。(-_-)
この家を建てた先代が関東大震災を体験していたため、自分の家は軽い屋根材で屋根勾配を押さえるような方向性にお願いしたそうです。
地震対策での軽い屋根材という選択は良かったのですが、雨が多く、台風を抱える日本ではある程度の屋根勾配が必要です。
どうしてもこの勾配がいいと言うのであれば、違う仕上げの方が良かったかもしれません。
工務店がその辺のアドバイスをしてあげなかったんでしょうかね。(-_-;)
ちなみに現在大半を占める彩石スレート板、当社ではおすすめしていません。
耐久性やメンテナンス面で劣るのが理由です。
屋根は日本に住む上でとても大切な部分です。
高い耐久性・耐震性・メンテナンス性を兼ね備えた屋根材をおすすめします。
今日は屋根が熱かった・・・
屋根が熱いと夏を感じます。 (-_-;)
南房総 加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com