早くも梅雨入りだそうで。
気分が沈むような話題ですね。
梅雨は早く始まったからと言って早く明けるわけではないそうです。
(>_<)
まさか2ヶ月近くも梅雨だなんて無いですよね・・・。
当社の作業場では先日地鎮祭を済ませた車庫件倉庫の躯体加工をしています。今回は手刻みで加工しています。
せっかくの手刻みですのでプレカット加工よりも強度の高い継手を使って高い強度を出し、材料もより長いものを使って継手数を減らすなど工夫を凝らしたものになっています。
写真の3枚目の加工された部分は金輪継ぎといって一般的に一番強度が高い継手です。
残念ながら金輪継ぎは加工が難しいためプレカットではできません。
プレカットで私達がやりたいことがある程度できるようになってからは、コストの面もあってプレカット加工が多くなりました。
それでもできないことはまだあり、手刻みではそんな部分を実践しています。
プレカット=高強度と思う方がほとんどだと思いますが、プレカットは指示したように正確な加工ができるだけで、必ずしも高強度なわけではありません。
細やかな指示などが行き届かないプレカット加工では、しっかり加工した手加工に比べると躯体自体の強度はむしろ低い場合も多々あります。
理想はプレカットの正確さと、手加工の柔軟性を併せ持ち、い強度を持持ったもででかつコストも安くできるのが理想なんですが、良い物は手間がかかるので上手くは行きません。
そこでいろいろな注文を付けて実現できたのが当社独自の マイスタープレカット工法。
それでも躯体強度はしっかりやった手加工にはかなわないと思っています。
一般的には設備機器などに目がいくのでしょうが、こんなところにも目を向けてほしいと思います。
加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com