加瀬工務店のブログ 熱血!建築魂!

千葉・南房総地域(館山市・南房総市・鴨川市・鋸南町)で新築注文住宅を中心に、真面目で丁寧な家造りを目指しています。

南房総市 居間改修工事②

2015-11-02 | 現場日誌

昼間は暖かく、夜は徐々に寒くなってきていますね。

風邪などひいていませんか?

 

いま改修工事は工事終盤です。

天井や壁、床などの解体後はまず、隣の部屋の押入壁に入っていた筋違いの移動から。

金物も追加して耐力壁(筋交いなどの構造用の壁)が減らないようにします。

ひどい業者だと、筋違い外してそのままとか、切ってそのままなんてことも。

筋違いの移設が困難な場合もありますが、弊社ではできる限り移設や強化をします。

それと並行して電気屋さんがエアコンの専用回路新設を決行。

私は手元としてお手伝い。

天井に足場を入れてもぐって行き配線。天井裏と分電盤部分とで線をやりとしして

線を通し、回路追加完了。そのほかにはコンセントの追加なども同時工事。

床では、畳からフローリングにするので根太交換して細かく配置。

もちろん入っていなかった断熱材をしっかり施工。

床の下地合板施工後、柱を抜き、桁材の寸法が足りないので下側に新たな梁を

入れて上の梁と一体化させて柱が抜けた分を助けます。

梁の補強完了後は天井下地を施工してから断熱材の施工を。

この通りきっちり断熱材を入れました。

このあとは天井や壁のボードを施工して下地が完成です。

お施主様は床張替えだけのつもりが全面工事に変更になったので、予算もあり

断熱材はいいですと言っていたのですが、せっかく内装をはがしての工事で、

滞在時間の長い居間ですので、断熱材の効果を丁寧に説明し施工するように

御理解をいただきました。

入ったあとに明らかな違いを絶対体感できると思います。

初期投資はかかりますが、冷暖房のランニングコストがかからなくなりますし、

寒い思いも暑い思いも緩和されますので、内装を工事する際には同時工事が

絶対オススメです。断熱材、大切ですよ。

 

千葉・南房総 (株)加瀬工務店
T.K
http://www.kasekoumuten.com/

 

 

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