中央美術学園 新校友会~卒業生アルバム~

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Art never sleeps

2017年10月21日 | 校友会員の展覧会

 

いま、アート系の学生たちは中美展に出品する作品を制作しています。(出品するかどうかは本人の希望です)

きのう、ITOU君の承諾を受けて制作中の作品を写メしました。先日の池田学展では、その緻密にして雄大な作品群に圧倒されていた彼ですが、いま、かなりのっている学生の一人です。

やはり中美展の広大な会場・壁面で(上野の東京都美術館)ゆったり鑑賞したい作品ですね

今年も熱心な学生が多いですが、中美展でぜひ、多くの人に見てもらえるようがんばってほしいです。

これまでの中美展会場の様子です。

今年も中美展が11月10日~16日、上野の東京都美術館にて開催されます。

 

もともと「中美展」は、中央美術学園の卒業生の作品発表の場として、学園創立者郡山三郎先生が創立されたもの。

当時の画壇の巨人たち、児島善三郎、岡鹿之助、中川一政、清水多嘉示、野口弥太郎、田中一松などのそうそうたる方々が指導にあたっていました。


やがて、多くの芸術家に門を開くために「公募展」 となり、いまにいたっています。
中美展理事長 加藤賢亮氏や広報理事 吉岡幾哉氏 などなど、学園卒業生の方々も多くこの中美展で活躍されています。

多くの卒業生が指導を受けた後藤陸夫先生も、学園の学生作品講評会には毎回参加されて講評をいただいています。

数多くの素晴らしい卒業生に支えられている、中美なのです。

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しばらく手術入院していて、昨日、ひさしぶりに出校しました。

近所のねこさんたちが遊びに来てくれてうれしかったですね

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卒業生の進路相談も中断していたので、きのうは帰りに高田馬場でグループ面談しました。

中美職員になりたい人も多くて、ありがたいですね

小学校・中学・高校と、あまり良い想い出のない人もいて、それはちょっと悲しく思います。

「先生」の存在はとても大きいですね。

「良い先生」であればいいのだけど、そうでなければ・・・

「先生とは、あこがれを伝える者」と定義した人がいます。

絵に対するあこがれ、アートへの情熱を熱く語る先生が、中美の中心にはいます。

その「あこがれ」を支えているのが中美職員のみんなで、いまさらぼくが言うまでもなく、やさしくて笑顔のすてきな職員たちの存在が中美をささえています。

話しを戻します。

いま、多い求人はデザイン系、映像・アニメ系、プロダクション系等々で、福祉系求人もよく来ます。
最近は就職前にインターンシップ研修が可能なところもあるので、適性判断もできるのです。
ただ、どんな仕事についても、きびしいこと、つらいことはありますよ。
それを乗り越えて、仕事とともに自分も成長していくためには、「あこがれを目標に、好きなことを仕事に」するのが一番です。

この前、ある卒業生の漫画家が「締め切り前の一週間はほとんど寝ないでやってるけど、好きな漫画を描いて生活できるのが幸せ」と言っていました。それはもう、仕事を超えて生きがいですね。
誇りと生きがいをもって仕事する人はみな、限界まで努力をしています

Art never sleeps.
(アートは決して眠らない)
コッポラ監督

 

卒業生の進路就職転職相談は副田まで
あす22日(日)は体験授業もあり出校していますが、23日(月)は台風接近のため休校するかもしれません。
明日15時に、23日休校するかどうか判断告知予定です