おはようございます。
社労士事務所人事アップ 社会保険労務士・人事コンシェルジュの岩切勝造です。
本日は「市場創造」について、考えたいと思います。
私は社会保険労務士として常に「社会保険労務士の市場創造」を考えています。
例えば、社労士の仕事といわれると、
専門的にいうと1号業務と2号業務といい、国家資格にあたえられた権利である独占業務、
いわいる社会保険、労働保険の代行手続きがあげられます。
そのほか、社労士業といえば、年金相談や給与計算代行業務などがあります。
では、我々これから社労士として飯を食っていくため、生活していく為に所先輩と同じ土
俵で飯が食えるかということになります。
そんなに高望みしなければ、ある程度は食べていけると思いますが、将来的には今の弁護
士さんや税理士さんのように飽和状態になり、価格単価、いわゆる値下げ合戦が始まります。
これを食い止めようと、「値下げはするな」、などといわれますが、経済の原理なので、飽和状態になると
このような現象は起きるのは当然のことなのです。
ですから、食い止めようがありません。
これは、同じパイの食い合いをしているから、このようなことが必ず起きるのです。「しゃーない」
では、対応策は。
「市場を創造」、つくりあげることです。
そのパイの大きさを大きくすることが重要だと思います。
例えば、昔は携帯電話などありませんでした。
これは、外出中でも電話が掛けられるというニーズから市場が出来上がったのです。
もちろん飽和状態になった為、価格破壊が起きました。
では、今度は「スマートフォン」の登場です。
また新たに「携帯電話」から「スマートフォン」の市場が創造されたということです。
もちろん、5年後には、必ず価格破壊が起きます。
テレビも同じです。液晶テレビが普及しました。
政府の協力があり、地デジ化とエコポイントのおかげで、一気に市場が成熟してしまい、
現在は価格破壊です。
恐らくエコカーブームでハイブリッドカー成熟傾向です。
もちろん、次の市場創造は、「電気自動車」です。
これも、一度各家庭にハイブリッドカーが行き渡ったころに、
「電気自動車ブーム」が必ずやってきます。
このときの政府の動きもみものですね。
さぁ如何でしょうか
会社の会議などで
「もうシェアをこれ以上伸ばすことができないよ」
「これ以上売り上げを伸ばすには、人口が増えてもらわないと無理だよ」
などとよく聞きます。
これは、同じ大きさのパイでの話です。
皆さん、一緒に市場創造を考え、取り組みましょう。
必ず、見つかるはずです。