ナチュラル・ヒストリー / J,D,サウザー

今日、タワレコで、J,D,サウザーの新作を試聴し感動。即買いした。

３曲目の耳タコであるはずの「 ユア・オンリー・ロンリー」のところではちょこっと涙が出てしまった。
別に昔を思い出したわけではない。
こんな凄いアルバムを作ってくれて「ありがとう」という感謝の気持ちが盛り上がったためである。

何のことはないアルバムであったはずである。
曲目だって知っている曲ばかり。いわゆるよくあるセルフカバーアルバム。
お金もかかっていない。ギター１本のアンプラグド。
過去の栄光にすがった懐メロ集か、なんて最初は思ってたくらいである。

しかしそのシンプルな作りが本物かどうかをより際立たせる。
そして本物だった。びんびん伝わってくる。歌詞も聞き取りやすい。

この前、東京ドームにイーグルスのコンサートに行ったが、MCでJ,D,サウザーのことが出ていた。
それだけ影響力があったのだろう。
６人目のイーグルスなんて言われていた。
J,Dの声も写真と違って若い。昔より録音がいいからか、きらきらしている。

昔ファンだったボズ・スキャッグスがJAZZに行ってしまった。（私には退屈）
クりストファー・クロスは、デビュー作を越えられない。（マンネリ）
昔のAORのブームを作った者たちがもがいているなかで、J,Dは今を生きている。

昔J,Dを聞きながら海やスキーに、海外の地中海クラブに行った人たちが聞くといい。
「心にしみるよ」
出来たら大宮ソニックシティあたりでライブしないかなあ。
首都高ゆっくり飛ばして地下駐車場に車置いて聞きに行くんだけどなあ。（そんな気分になる）strong>