相続の「落とし穴」―親の家をどう分ける? /灰谷 健司（著）

資格コレクターの憧れの人、灰谷健司氏の著作である。
税理士、不動産鑑定士、中小企業診断士、証券アナリスト、１級ファイナンシャル技能士。
という１つだけでも独立できる資格を保有しながら、三菱ＵＦＪ信託銀行の財務コンサルタント。
私だったら辞めてしまうけどなあ。

これまでセミナーを何度か聞いたが、好感のもてる話しぶりで内容も面白い。

それで思わず書店で手に取る。

最初に４つの事例が出ていて、解説がある。
私はそれで購入してしまった。
三菱ＵＦＪ信託銀行のやり方を学べるからである。
相続のなかでも「争族」に焦点をあてて書かれている。

だから税金について知りたい方は別な本を買った方がよい。

また灰谷氏らしく自分の信託銀行の宣伝がないところもよい。

実はまだフォトリーディングをちょっとしたぐらいだが、全国のＦＰは一度は読んでおくべき本とみた。
「このぐらいだったら俺でも書ける」と思わせるような身近で分かりやすい内容。
実は私が思っているのだが（笑）。strong>