鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

地震災害の教訓4

2013年09月04日 00時00分01秒 | 紹介

 イ.報告
 1)本省への報告・連絡
  省略
 2)学内での報告・連絡
  学内での被害は、必ず部局の情報収集担当者を決めておき、担当者を通じて報告すること。部局の事故は事務長の許でまとめておくこと。特に、技術系・RI関係は直接監督官庁から連絡があるが、その場合でも事務長には報告し、報告担当者から本部の情報担当者に報告すること。

 ウ.班の編成について
今回痛感したのは、情報連絡が取りづらかったことである。そのため、日頃から情報収集班(責任者を決めておくこと)、報告責任者(本部あるいは本省への報告のため)、応急処理班(危険物処理、防災関係)などを定めておく必要がある。その他は千葉大学の「防災業務要項」を参照されたい。

 エ.人命の尊重と火災
 理学部化学棟から出火したのは、実験中の160度の湯浴による芳香族アルコール加熱中、床に漏れてエーテル・ベンゼン類の引火及び金属ナトリウムによるエーテルの脱水装置が壊れ、これと無機酸化物が混入して爆発したらしい。2月20日の震度3の地震の体験により、院生や学生が率先して消火に当たったが、毒性ガスの発生により消火に困難を来たし、やむを得ず退避した。(次回へ続きます)