【過去の出来事 その参】 泌尿器科にて ２００４年４月

　泌尿器科にて。
ヤブ「どうですか」
私「おしっこが滴下状態でぼうこうが張ってきてるんです」
ヤブ「ちよっと診てみましょうか。下着を膝まで下げて、そこにあお向けで横になって、足をお腹の上につけて手で抱えた状態にして」
といいながら、ゴム手袋をしはじめた。
【なんだか、高い確率でイヤな予感がする】
ヤブ「はい、楽にして」といいながら、指を一気に入れてきた。
私「いてーーっ」待合室にまで聞こえたに違いない。
…しばらくの間、無抵抗ではずかしめを受け続ける…
少し涙目になる。
ヤブ「前立腺も炎症を起こしてるね。追加して炎症等を抑える薬も出しておきましょう」
私「あのー、おしっこが出なくなったり、膀胱がぱんぱんになってどうしょうもなくなったらどうしたらいいですか。」
ヤブ「苦しいようなら、ここで「導尿」をしておきましょうか」
私「導尿ってなんですか」
ヤブ「ち○この先からチューブを膀胱まで差し込んで尿を強制的に排出させるんですが、痛いですよー。」
【何だか、マニアックな拷問のようだ】
私「がんばって少しずつ出しますっ」
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　翌木曜日、仕事を休んで養生するが、２，３時間ごとにおしっこがしたくなり、そのたびに焼けるような痛みが走る。薬を飲んでいるにも拘わらず、状態は回復する兆しがない。繰り返される痛みと回復の兆しが見られないところに加え、ますます膀胱が張ってきている。
　…やや精神的に弱る…
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　金曜日。すでに膀胱はぱんぱんになっており、「導尿」も仕方ないと思い始めた頃、痛い痛いおしっこをしていると、突然、根元のほうから異物がさきっぽに向けて移動する感覚が生じた。
「うわーっ」激痛。
【エイリアンの子供が、エイリアンの子供がっ】
　激痛が数秒間続き、異物の感覚がなくなった直後、鮮血とともにいきおいよくおしっこが噴き出した。
「どうやさしく見ても尿道結石じゃん。クソヤブ」
ー完ー

過去の出来事 その弐 ２００４年

　水曜日午後。
　おしっこをしようとする度に痛みが増してきた。尿意はあるが３滴状態が続き、おしっこの代わりに血がさきっぽから滴下し始めた。
さきっぽから血っ。うんとびびる。
　医者がばんばん水分を採れというものだから、ばか正直にミネラルウォーター等をバンバン飲み、膀胱がぱんぱんに張ってきた。すごくまずい。
　神経が下っ腹に行きっぱなしで仕事どころではない。少しあせり始める。
　インターネットで「尿道炎」等のキーワードで症状を検索すると、血が出るとはかかれていない。血が出るのは「尿道結石」等だ。
　【あのヤブ、人を風俗大王と決め付けやがって、誤診じゃねーの？】
……
　電話をする。
私「今日の朝診ていただいた、○○○といいますが、やっぱりおしっこがでないで、今度は血がでるんですけど」
【看護婦さんに言っても判るはずはない。この時点ですでに冷静ではなくなっている】
看護婦「診察券の番号を教えてください。」
【朝から舞い上がっていたらしく、すでになくしたようだ】
　私「あのー、もうなくしちゃったみたいなんですけど」
　看護婦「……。今先生に代わります」
　ヤブ「どうですか」
　私「おしっこが出ないで、お腹が張ってきてるんですけど」
　ヤブ「じゃあ、診ましょうかね」
　私「診察時間は７時までですよね。今赤坂なので、７時ぎりぎりになると思いますけど、行きますからお願いします。」
　事務所の最寄駅である赤坂見附駅からヤブの最寄駅までは、東京駅と市川駅で乗換えをする。
　東京駅に着くとおしっこがしたくなり、トイレに入ってしようとしたとき、ち○こに焼けるような痛みが走った。
「うっ…あっ」
　痛さで薄っすら涙が出る。
　でも血が出た後３滴ほどしか出ないし、残尿感がなくならず動けない。
　このままではどの電車にも乗れないので、
　残尿感を残したまま、しまいこんで電車に載る。
　ヤブの最寄駅に着くとまたおしっこがしたくなる。
「うあっ」痛い痛い。
　おしっこをしながら「うあっ」とか口走って、涙目のおやじ。誰が見ても危ないやつだ。
…続く…

過去の出来事 その壱

　先々週の火曜日午前。
○門とち○ことの間の部位の違和感が気になるようになり、３０分おきにおしっこがしたくなる。
　お昼をすぎたころ、おしっこをしていると、
蛇口を閉じかけたようにおしっこが滴下状態になる。え～っ！
　【内心少し驚いたが、これは一時的なことで、きっとすぐに出るようになるに違いないと思い込もうとする】
　家に帰ったころ、違和感があった上記部位が次第に痛くなるとともに、
おしっこ３滴状態になり、いきんでも出ない。
　いろんなことを考え、少し汗が出る。明日は絶対医者に見てもらわなければと思い、電話帖で近所の「泌尿器科」を探す。
　水曜日の朝、病院に行くから遅刻をするという電話をして、「泌尿器科」に行く。
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医者「どうしました」
私「昨日から…という状態で、おしっこの出が悪くなったんです」
医者「風俗とか行きました？」
私「行ってないですっ！」
　【はいはい、みんな恥ずかしいからここではそう言うんですよ、
おしっこを検査すれば、すべてがわかりますからね】という顔をしながら、
医者「下着を膝までおろして、そこに横になって」
…この間、ち○こをいじりたおされる…
医者「膿は出ますか」
【行ってねーって言ってんだろ】
私「いえ」
医者「尿道炎ですね。これこれという抗生物質を一週間分出しておきますから。これは、クラミジア等にも良くききますよ。」
【だから、行ってねーって言ってんだろ】
医者「これにおしっこをとってください。最初の方のやつね。それから、いっぱい水分をとって、菌を流しちゃえばよくなりますから」
　【風俗も行ってないのに尿道炎？】
　疑問を抱きつつ出勤する。
…続く…

２００４年０４月２９日（木）自転車 イクスピアリ ハンバーガー 葛西臨海公園

　休日の前の晩はいつものことではあるが、本八幡にある行きつけのバーバラッズでワインを「落ちる」まで飲んだ。

　「落ちる」とは、記憶がなくなる程度になるまでガブガブ飲んだ状態をいう。言い方を代えると、決してまっすぐには歩けない状態である。
　朝起きると、当然のごとく二日酔いだけれども、とっても快晴だったので、折畳み自転車の赤いプジョーに乗り、江戸川土手に向かった。江戸川のサイクリングロードを海に向けて走り、市川大橋を渡ってディズニーリゾート横のイクスピアリに向かう。
　イクスピアリで、ハワイ系のハンバーガーショップで１３００円もするハンバーガーを買って食べ、さらに葛西臨海公園に向かった。
　よい天気に恵まれたせいか、家族連れがわんさかいる。一回りしてから、旧江戸川を遡って行徳橋を渡り、本八幡に戻る。まだ走れる体力があると錯覚し、さらにサイクリングロードを海に向けて走り突端まで行ってみた。再びサイクリングロードを遡って家にかえると、体力が残っているというのは錯覚であったことに気づく。風呂に入った後、しばらくして寿司を食いに出かけた。疲れたので１０時就寝。