夜:8ヶ月ぶりに小岩在住の友人K夫妻と小岩で飲んだ。
1軒目「かしかし」という炭火焼屋。K氏がちよっと前に行ってきたドイツの土産話を聞きながら、ハイピッチで飲んで食べる。1時間ちょっとで頭の中に「蛍の光」が流れはじめる。
2軒目は、K氏が美味しいとお勧めの中華料理屋さんに行くことにした。
10分ほど歩き、お店の裏道(この時点でお店の裏であることは知らない)を通りかかると、餃子の焦げた匂いがする。
【あー、近くの家で餃子を焦がしちゃってるんだなー】と思う。
匂いがしてから数秒後、「このお店だ」とK氏。
【焦げ餃子は、この店かーっ】
焦げ餃子のお店は、70代と思われる夫婦がやっており、壁には十数年前に撮影したと思われる御夫婦の若かりし頃の姿と、店内を撮影した写真が掲載雑誌名とともに張ってある。
【壁に貼ってある写真に出ていた料理を注文すれば、はずれはないよな】と思い込もうとするが、店内の汚れ具合から黄色いパトライトが頭の中で回り出す。
注文した料理全部が、玉砕。
K氏に反省を促すべく3軒目に移動して、大人気なくK氏を責める。
焦げ餃子のお店に十数年前に行ったときには美味しかったと、いけしゃあしゃあといいやがりましたので、もっと大人気なく責める。
責め疲れたのでタクシーを拾って本八幡に帰り、バー・バラッズに行く。