目を見たら、「この10年、ここでこうやって、ただただ月日が過ぎるのを待っていたの、ここから私を連れ出して」と懇願されたような気がしました。
一頭だけで生きて行くのは、牛でも寂しいにちがいない。
さらに進んで行くと、顔出し看板があったので、本能的に顔を出してしまいました。
そばを通りかかったカップルの彼女が、顔出し看板から顔をだしている私を見て、「あれ、やろうよ」と 彼にせがんでいましたが、
彼氏は、「あんなの恥ずかしくて、できねーよ」とかほざいています。
顔を出して喜んでハーハーしている私からすれば、まだまだ人生経験が足りないと言わざるをえません。
辱めを受けて快感を得、さらにまた、変態になれるのは、種々の経験を積んだ人類の特権である(キリッ
顔出し看板を後にして、さらに奥に進むと、ミニ鉄道という名の新幹線が敷設されています。今回、新型車両になっていました。しかも、E5系と700系の2編成です。
最初、700系に乗り、その後 E5系の車両に乗るため、係員に「あっちの車両にも乗りたい」と言ったら、入り口で待つように言われる。
列の先頭で待ち、一番前の席に座ると、後ろの方で、
「先頭に乗りたい~ぃ」という子供の声が聞こえ、おばーちゃんらしき人が、「残念ね~、また、来た時に座ろうね~」と、
わざとらしくこっちに聞こえるように答えていたので、大人な私は、先頭の座席にしがみついたまま出発してあげました。
世の中、そう上手くはいかないんだという、良い人生経験を子供にさせてあげられてよかったです。
新幹線に立て続けに2回も乗って疲れたので、ゆらゆらするウサギ形遊具に乗って寛いでいたら、
これまた、傲慢そうな子供が譲ってくれ的な目で見てきたので、「乗せてやらないよ~」と口パクで言うと、悲しい目をしながら大人しく引き下がっていきました。
私よりも大人でした。
そして、建物内の展示物をざっくり見て終了。
写真は、30年前の市川市だそうです。よくみると私の住んでいた家がありません。ちゃんと見てないと思って適当に作るのはやめてください。