夜:人形浄瑠璃を国立劇場小劇場に観に行った。
「義経千本桜」渡海屋・大物浦の段、道行初音旅
義経千本櫻(よしつね せんぼん ざくら、新字体:?桜)は、義太夫節またそれに合せて演じる人形浄瑠璃・歌舞伎の演目。江戸時代中期の作品。源平合戦後の源義経の都落ちをきっかけに、平家の武将の復讐とそれに巻き込まれた者たちの喜悲こもごもを描く。
渡海屋の段(とかいやの だん)
九州を目指す義経一行は、摂津国大物浦で船出を待っていた。渡海屋の主人・銀平は義経探索の者を追い払う胆力を見せるが、それは計略で、実は安徳帝を掲げ平氏の再興を狙う平知盛だった。
大物浦の段(だいもつのうらの だん)
知盛は幽霊に化け、海上の嵐に乗じて義経を葬る作戦だったが、それは義経に見破られており、またも失敗する。安徳帝を義経に預けた平家方は、典侍の局を初めとする女官達、そして最後に知盛が入水して果てる。
道行初音旅(みちゆき はつねの たび)
景事(所作事)。吉野へ向かう静と佐藤忠信の旅路を描く。
静御前は義経が吉野山にいるとの噂を聞いて、忠信を共に連れ吉野へ急ぐ。途中、忠信を見失った静が初音の鼓を打つと、いつのまにかそこに忠信がいる。二人は義経のことを懐かしみ、忠信はまた兄の継信が屋島の合戦で義経の身代わりとなって能登教経の矢先にかかって討ち死にした様子を物語り、涙にむせぶ。
劇場に向かう途中、チケットを譲ってくれた方に会って、チケットを受け取る。そのとき「劇場2階にある第一食堂「十八番(おはこ)」は、行かないほうがいい」と忠告される。インターネットの評判どおり、ゲロマズの予感がしますが、既に予約しているし、まあ、話のネタと思い、食事に行く。
まあー、いままでのワースト3に鉄板で入るダメ食堂。悪評が立ちまくっているせいか、お客さんがほぼいません。
なにがダメって、美味しく作ろうとする意志が全く感じられません。はっきりくっきり不味いです。
しかも、この広ーい食堂に、お客さんは3席しか座っていないのに、わざわざ隣り合う席に狭苦しく座らされて。
蕎麦を予約している幕間のお客さんは、着席10分ほど前から蕎麦が出されており、申し訳程度にアルミホイルがかけてあります。
蕎麦のびのびじゃないですか。あーあ。
教訓:劇場内のご飯はボッタクリ。
結局、終演後に本八幡に帰ってから「○ートアッ○」で食べ直し。
夜:銀座にある「吉宗」という長崎料理のお店に行きました。
「吉○」の売りは、茶碗蒸し。茶碗蒸しは、おかずの主役にはなれないいたいけな存在に思えますが、僕はそんな茶碗蒸しが大好きです。
鯨の刺身
茶碗蒸しを食べると、なんだかほっとした暖かい感じになります。
ここは、ちょっと前に、船橋のデパートでやっていた長崎物産展に行ったとき、美味しい冷凍の「茶碗蒸し」を販売していた「吉宗」の屋台があって、それつながりで「○宗」という店が銀座にあることを知りました。
店内は、ちょっとだけレトロな感じです。
従業員の方々は、皆きびきびしていていい感じです。
「茶碗蒸し」は、勿論美味しいのですが、他のメニューも美味しかったです。ここは、また、来たいです。
朝ごはんと昼ごはんを兼ねて、しばらく行っていなかった、柴又の帝釈天裏の蕎麦「日○庵」に行った。
最寄り駅の京成柴又には、高砂駅まで行って金町線に乗り換えるのですが、高砂駅に来てみたら、同じ京成線なのに金町線だけが改札口を一回出なければ乗れない、めんどくさい構造になっていました。
金町線のホームで電車を待っていると、ホーム沿いの看板に、フーテンの寅さんのイメージを借用して、親近感を与えようと意図した医院の看板がありました。ちょっとクサイです。
○曜庵に行ってみると、お昼なのにお客さんがあまりいません。以前来たときには5~6名は待っていた記憶がありましたが。
でっ、定番の玉子焼き、鴨焼き、板わさ等をつまみに、ビール、焼酎等を飲んだ後、蕎麦を啜って終了。
今回、オーナーの娘かどうかはわかりませんが、お客さんからオーダーを受けるときに、「~は、いかがですか」という押し売りを全てのお客さんにしていましたが、こういうお店にはなじまないし、こういうちょっとしたことでお客さんは来なくなるんだと思いますけど。
その後、参道を抜けて高砂駅まで歩き、なんとかという喫茶店でお茶。
本日ほぼ終了。