アカエゾマツの森の中で、
ゴゼンタチバナが見ごろを迎えています。
亜高山帯の針葉樹林内で咲く、この花。
花弁のように見えるのは、冬芽を包んでいた苞であり、
中心にたくさん集まっている小さいのが花。
群生をよーく見ると、「おや?」
葉が4枚のものと6枚のものがある?
じつは、花の咲かない茎には4枚、
花が咲く茎には6枚がついているのです。
加賀白山の最高峰=御前峰から「ゴゼン」、
花のあとに赤い実がつくことから、
カラタチバナにたとえた「タチバナ」が命名由来だとか。
イソツツジと一緒に、
ぜひ見に来てください。
(KEI)