きょうは、川湯EMC主催の自然ふれあい行事
「御神渡り観察会」が行われました。
屈斜路湖の冬の風物詩=EMCの恒例行事でもあります。
ことしは例年になく早い時期(1月11日)に全面結氷した屈斜路湖。
その後の寒さによって、
氷が収縮と膨張を繰り返す中、
ムクムクと堤のようにせりあがった御神渡りが16日ごろから見え始めました。
まずは、スライドを見ていただきながら、
屈斜路湖や世界の湖を例にとり、
湖水が凍る仕組みなどを説明しました。
気温や水温、水深や面積なども関係するんですね~。
そして、屈斜路湖の砂湯へ移動。
当然のことながら、夏だったら歩けない湖上をトコトコトコトコ。
風に向かって突き進みました。
説明に加え、
実際に目の前で見たり、手で触ったりしていただくと、
より一層、理解を深めてもらえるのではないか、と。
御神渡りそのものもさることながら、
「あれは藻琴山ですか?」
「和琴半島はどれ?」
「屈斜路湖って山に囲まれているんですね」などなど
湖の上から見る、いつもと違う風景に、
皆さん興味津々のごようすでした。
多少なりとも、
屈斜路カルデラの雄大さを堪能していただけたかな?
スタッフよりも大変だったのは
パークボランティアさんだったかも?
参加した皆さんに氷の厚さを見てもらうべく、
一部分の切り出しをお願いしたんです。
引き上げた氷塊を計測してみると…
「53センチメートル!」
「うわー!!!」
はっきりしたカタチになって現れると、
リアルですね。
身体は冷たかったですが、
心はポカポカ…になってもらえたでしょうか?
次回の川湯EMC主催の自然ふれあい行事は3月3日(日)
摩周湖の外輪をスノーシューで歩きます!