KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

自然ふれあい行事「イソツツジのお花畑を歩こう」

2013-06-23 17:15:53 | イベント(Event)

川湯エコミュージアムセンター主催の自然ふれあい行事

「イソツツジのお花畑を歩こう」が行われました。

 

つねづね、

阿寒国立公園の特徴として挙げているのが「森」と「湖」と「火山」。

そして、実はもう一つあります。

「アイヌ文化」です。

 

環境省発行のパンフレットにも、

ちゃんとこの4つが書かれています(笑)

 

思えば、

川湯温泉街~硫黄山=アイヌ語でアトサヌプリへと続く「つつじヶ原自然探勝路」は

この4つの特徴がギュギュッとコンパクトに凝縮されたコースじゃないか!

 

そんなことに改めて気づいたスタッフは、

“素直に”この4つをテーマに掲げた行事を行いました。

 

出発前に、

「イランカラプテ」というアイヌの挨拶言葉をお伝えしました。

直訳すると、「あなたの心にそっと触れさせていただきます」という意味があります。

 

初対面も含め、

この場に集まってくださった参加者の皆さんやパークボランティアの方々、

自然保護官やスタッフ全員の心が触れ合うことはもちろん、

これから進んでいく森の中にいる樹木や鳥、昆虫、花などの住人たちとも

心を触れ合わせていくことが大切なんです。

 

参加してくださった皆さんは、

それはもう積極的に森の中の住人たちと触れ合ってくれました。

 

熱心にメモをとったり、写真を撮ったり。

説明するスタッフやボランティアさんに、

どんどん質問が寄せられました。

 

例年に比べて開花が遅れていたイソツツジですが、

ほぼ満開状態で私たちを迎えてくれました。

 

歩くと汗ばむくらい絶好の天気に恵まれ、

青い空、白いイソツツジ、ハイマツなどの緑、硫黄山の黄色などなどが

美しくとけあった風景の中で、

あっという間に3時間が過ぎて行きました。

 

少しでも、硫黄山や樹木や温泉やアイヌの人たちと和人との“つながり”を

感じていただけたならうれしく思います。

 

みなさ~ん、

イソツツジはまだ間に合いますよ~。

 

ぜひ、足を運んで見てくださいね!


雄阿寒岳に登ってみた!

2013-06-23 10:47:18 | 歩く!(Walking!)

山のお花がきれいなこの季節。

曇り空で景色はよくなかったですが、足元のお花はとってもきれいでした!

6月21日現在の様子です。

参考にしてみてくださいね。

ツバメオモト

オオサクラソウ

チゴユリ

ヒメイチゲ

ウコンウツギ

ツマトリソウ

ハクサンチドリ

オオカメノキ

コヨウラクツツジ

ミツバオウレン

ミネズオウ

イワウメ

他にも咲いていたので、みなさん探してみてね。