KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

森の中では

2013-06-07 14:31:06 | 自然情報(Nature Information)

朝から晴れました。

正直、暑すぎです。

 

よし! 森へ行こう!

まずは、EMC裏に広がるアカエゾマツの森コースへ。

 

川湯周辺も最近やっと緑が増えてきました。

透過光がとってもきれいです。

 

 

根元のゴゼンタチバナやマイヅルソウは開花まで、

もう少し時間がかかりそうです。

 

分岐点を右に折れ、

アカゲラの小径コースへ。

 ハクサンシャクナゲは、

若い葉がどんどん伸びています。

 コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)は命名由来ともいわれる、

瓔珞(=仏像の首飾り)のような花をつけ始めました。

 

アカゲラの小径コースは、

つつじヶ原自然探勝路へと通じています。

 

足の向くまま気の向くまま、

イソツツジ帯へ向かいました。

 

つぼみは確実に膨らんでいるようですが、

花の白色が目に飛び込んできません。

 

「まだだなあ」とあきらめていたその時!

 

おおーっ!

 

イソツツジというのは、

枝先に直径1㎝ほどの小さな花が集まって一塊になっています。

その塊のうちの1輪が咲いていました。

ある意味、このタイミングは貴重かも!?

 

某テレビ番組で、

会場にいる100人のうち1人だけが該当するようなアンケートを出題せよ!

というようなコーナーを思い出しました。

…伝わるかなあ?

 

昨年から今年、今年から来年へ。

イソツツジも代替わりしていくんですね。

 

足元には、

花が咲き終わって緑色の実をつけたガンコウラン。

 

 

こんな風景を見られたら、

一休みどころか二休みしたい気分ですが、

“仕事中”なので泣く泣く帰路につきました。

 

足元に一輪だけ咲いていたツマトリソウ。

癒されて戻ってきました。

 

皆さんもぜひ、

歩いてみてくださいね~。


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