足回りのウェザリングを行っていきますが、前回のパンターは汚し過ぎだったと感じており、その反省を踏まえて作業を進めます。
最近は模型専用のパステルもあるようですが、私が使用しているのは画材店で容易に入手できるこのような一般的なパステルです。AFV関係はこの6色以外は必要ないと思われます。
粗めのサンドペーパー等で好みの色を粉状にし、容器に投入します。
そこへ、スポイトを使ってアクリルの溶剤を適量、滴下します。
今回は、転輪の色が判別できる程度の状態にし、パステル粉を溶剤にをよく溶かします。
以前も説明しましたが、パステルは乾くと白っぽくなるので、そこまで計算してパステルの色を作ります。
この作業で重要なのは、溶いたパステルが転輪の下の部分に溜らないように、塗った後転輪の付いている車体部分をを↑または↓にし、パステルの定着を均一にしてやる事です。
この後、最低2色の色で再度汚しを行い、単調な感じになるのを回避します。
フラットブラックでマズルブレーキ周辺を塗装し、煤煙の表現をします。
フラットブラックを用いるのは、あまりにも記号的な技法だと思いましたが、いい方法も浮かばなかったので、次回の宿題にしたいと思います。
キャタピラにシルバーのドライブラシを行うため、フェンダーにマスキングをします。