末期のドイツ装甲車両の迷彩は、それまでのものと異なり、各色の境界線がはっきりとした迷彩であるというのは、既に説明しました。そのため、今回は筆塗りで塗装を始めます。
ダークイエローにあたる色は、スケールエフェクトや後の工程を考え、ベージュに近い色を調色しています。ホワイトとイエローの混色です。迷彩のパターンですが、私の感性(笑)と、全体のバランス、等に基づいて進めていきます。
輪郭だけ筆塗りし、エアブラシで塗りつぶすという方法もありますが、ケースバイケースで、細かい部分まで色をのせるには筆がいい場合もあります。ただし、溶剤で薄めて塗らないと、筆ムラが出てしまいます。何回か塗り重ねて色を決めるようにします。
いよいよ迷彩塗装に移ります。今回は、出戻り1作目ということで、あまり考証にこだわらずに塗装を行います。ただし、押さえておきたいポイントがあります。戦争の末期におけるドイツ装甲車両の3色迷彩は、グリーンの面積が広く、境界線がはっきりした迷彩でした。それを念頭におき作業を開始します。
まずはベースとなるグリーンを吹きつけていきます。キャタピラ・消炎マフラーは意図的に塗り残します。
転輪も、リムの部分を塗り残します。溶きパテで表現した防盾の荒れが分かるでしょうか。
ちなみに、私はタミヤのアクリルで塗装を行います。グリーンの明度は、ダークイエローやホワイトを混ぜることで調整します。また、クリヤーを20%ほど混ぜ、半艶の状態にします。