基本的に私は、天気の良い日などは外出などはせず、庭で何かやってます。
洗車や庭掃除、植木の手入れなど・・・
若い頃はやらなかった事をしています。歳なんですね。
最近は色々と自宅周りのリフレッシュをしています。
ちょっと気になっていたのはガーデンシンク。要するに庭にある水道・流し台です。
実用上、何も問題ないのですが、これが小汚くなってきました。
現在のシンクは、この家に住み始めるときに急いで買ったモノなので、ホームセンターで普通に売っている、プラスチック製の一般的なものです。
そして、DIY関連のサイトを覗いていて「イイネ!」と思ったのがコレ↓
http://item.rakuten.co.jp/jjpro/aks-57078-57108/
さっそく購入し、ガーデンシンクを取り換える事にしました。
見ての通り、長年の酷使の末、小汚い状態です。
一応、高さ・壁からの距離などは、この水道を設置した際に自分で設定し、配管屋に工事させたベストな位置決めとなっています。
したがって、見た目を考慮しなければ機能的には何も問題が無いわけですが、最近、知人が新居を購入した事や、近所のお洒落な住宅の建設ラッシュに影響(対抗心?)されて、何とか見た目のショボさを改善しようと一念発起。
このシンクは、積み上げたブロックに載せているだけなので、持ち上げればすぐ取り外しが出来、交換は簡単なのですが、今回は水栓柱カバーも取り付けますので、はたしてうまくいくでしょうか。
これが今回購入したガーデンシンクです。
既にレンガ造り風の成形がなされているので、「レンガを使ってシンクの完全自作をしたいけど、そんな暇も技術も無いし・・・」と感じる方には、お手軽に交換できるシンクとしてお勧めなのではないでしょうか。
サイトで見ると結構キレイに見えるのですが、細かく見ると色の塗り分けに手抜きっぽい感じというか、テキトー感があります。
原型の素材感はいい感じなのですが、塗装仕上げに関しては「やっつけ仕事」ですな、これは。
しかしまぁ、値段も手頃だという事で、気にしない様にします。
裏返すとこんな感じです。ボートや遊園地の遊具などに使われる樹脂製ですね。
かなりデコボコしています。
一見して、水平が出ていない感じ。
まず古いシンクを降ろします。排水管は少し切らないといけません。
載せてみました。ブロックもレンガ風だとバッチリだと思うのですが、今回はとりあえずシンクの交換だけで。
問題は水栓柱です。上からスッポリ被せるタイプになっていますが、ウチの水栓柱は私の注文で長いものが使われており、高さが全然合わない(メーカーのせいではありませんよ)上、上部の水抜きバルブにもアクセス出来るように加工しなくてはならないので、しばし思案。
しかし必要な工具は揃えていますので、何とかなるでしょう。
近くで観るとこんな感じです。これもテキトーな感じの仕上がり具合。
小さなクラックもあり、すこし残念。
これが、冬季の凍結防止用の水抜きバルブ。
水栓柱カバーを被せても、このバルブを使えるようにします。
蛇口取り付け用の穴ボコもありますので、そこを計算の上、カットします。
多目的手ノコ(非木材用)を使ってこんな感じでカット。
メーカーでは、「グラインダーでカットしてください」と推奨していますが、手先の力加減の微調整が効く、手ノコの方が絶対お勧めです。
このためにグラインダーを買うのは不経済です。
あまり硬いモノではないので、割と簡単に切れました。
カバーを被せるため、蛇口を外します。
手回しで左に回せば外れます。今回初めて分かったのですが、ここにはパッキンが無いのですね。
そのかわり、蛇口のねじ山にバルカーテープシールが巻かれていました。
高さが足りないので、とりあえず手持ちのブロックに載せ、蛇口取り付け用の穴ボコがカバーと合致するか確認します。
が、合わず。
カバーの穴ボコのセンターが3㎝高いので、カバーの下端を3㎝カットして高さを調整します。
穴ボコの位置決めが決まり、カバーを被せて蛇口を取り付けます。
上から観るとこんな感じです。
水栓柱とカバーの間はスカスカなので、固定してやらないとグラグラしますので、何とかしなければなりません。
そこで、水栓柱とカバーとの隙間に木材を噛ませ、つっかえ棒とします。
つっかえ棒は、ややきつめになるよう少し上から叩きます。これでガッチリ固定出来、カバーは動きません。
カットした上面のカバーを載せておき、水抜きバルブを使用する事も出来ます。
これ自体ある程度の重みがあるので、風で飛んでいくという事は無さそうです。
完成しました。
シンクの高さがもっと低ければ、もっと水栓柱カバーが映えると思いますが、シンクを低くすると中途半端な高さとなり、無理な姿勢をとったり、足元に水がかかる等しますので、自然な体勢で水仕事をするには、この高さがベスト。
しかし、ここで問題発生。排水ホースをホースバンドでしっかり締めたはずなのですが、水漏れが。
原因はすぐに判りました。シンクの形状がデコボコしているため、排水口のゴムパッキンがフィットしておらず、隙間からダダ漏れしてしまうのです。
全く、難儀だなぁ・・・
しかし、対策は簡単です。隙間をコーキングで埋めれば良いわけで。
急いで買ってきました。
漏れた水をしっかり拭き取り、まず裏側を。
更に上からも。これで水漏れは無くなるはずです。
今度こそ完成です!1時間半くらいで終わりました。
劇的?ビフォー。
アフター(笑)。やっぱりブロックの部分が無機質に観えちゃいますね。
暇があったら塗装しましょう。
今日は天気が良かったので、サクサク作業が進みました。
いい暇つぶしになりました。
※その後、ブロックの架台をドレスアップしてますので、併せてご覧ください。↓
http://blog.goo.ne.jp/kawayukawayu2436/d/20120429