足回りのチューニングに着手する事になった、Myエクシーガ。
基本的にファミリーカーなので乗り心地は良いのですが、もうちょっとビシッとした感触が欲しくて、また、ドライバーの感覚にリニアに反応するクルマの動きが欲しくて、足回りの調律をする事になったとこまで前回は書きました。
ひとつは、フレキシブルサポートリアの取り付けによる、後輪の応答遅れ・ドタバタ感の解消。
もうひとつは、ローダウンスプリング装着による、低重心化です。
目標は、首都高をストレスなく駆け抜けられる事。
現状の足回りでは、ロールやピッチング、ノーズダイブなどが大きく、アンダーも出易い状態です。
いや、スピード出さなきゃチューニングなんてしなくても良いんですが。
そこはそれ、趣味の世界なので。
スプリングは、STIかプローバかかなり迷いましたが、ややダウン量の大きいプローバでイク事にしました。
色々とリサーチしたところ、僕のエクシーガのフロントは、経年のへたりで、新車時から既に10mm程度下がっていると思われ、15mmしかダウンしないSTIのバネでは、今よりも実質5mmほどしかダウンせず、それもどうかな、と。
しかも、STIのバネは実際は10mmしかダウンしないという調査結果から、先の「へたり」も考慮すると、実質ダウン量がゼロと考えられます。
プローバのバネは、フロントが20mmのダウンとなっていますので、へたりを考慮すると10mmは下がる(はず)。
まぁ、バンパースカートを擦る可能性や、スキー場など降雪地を走る事を考えると、プローバのバネがいいんではないかと。
(※リアのダウン量はSTI、プローバとも15mm、ただしSTIは実際は10mmしか下がらないとの情報多し)
とりあえず、ローダウン化によるデメリット~ノーズを擦ったり、輪止めにぶつけたり~を勘案しなければなりませんので、車高ダウンにより弊害があるか否か、寮の駐車場(笑)で検証してみました。
駐車場の輪止めに向かってゆっくり前進。
パッと見、ヤバそうですが・・・
現状では余裕で大丈夫です。
問題は、ここから1~2cmダウンした場合、どうなのか、です。
クリアランスを計測すると、60mm程度の余裕があり、ローダウンしてもまだ40mmはありそう。
また、ノーズに次いでヤバいのが、フロントのエアロスプラッシュ(泥除け)。
90mm以下だと車検をパスしないので心配でしたが、ダウンしてもまだ130mm程度の余裕がある換算。
また、エクシーガはケツ上がりなので、リアはあまり心配してないのですが、
地面からタイコまで現状で240mmほど余裕があり、15mmのダウンで輪止めにぶつける事も無さそうです。
とまぁ、こんなわけで、プローバのローダウンスプリングを装着しても大丈夫である事を検証する事が出来ましたので、早速、注文です。
プローバのスプリングを最初に勧めてくれたのがSUBARUでしたので、一応担当さんに価格のお伺いをしたところ、42000円との事。
そこからさらに勉強しますとは言ってくれたんですが、ネットのパーツ屋で送料込33600円で販売されているのを発見→購入。
定価との差額は8400円。
この差額は工賃の一部にまわせますので、断然お得。
じゃ~ん。
車体も青くて、バネも青かい(笑)
でも、良いコーディネートかも!
写真だと水色っぽいのですが、実物は青に近い色味です。
実は、このバネの形を見た時、STIのと比べて「巻きピッチの狭いのが気になるな」と思いました。
「線間密着音」が起こりそうな形状だからです。
ただ、パーツ屋からメーカーに問い合わせてもらったんですが、正しく取り付ければ密着音は発生しないとの事。
また、線間密着音を防止するゴムカバーが標準で付いている事もあり、良しとしました。
走行中にカチカチ言わなければいいんですが。
カッコイイので文句はないです。
プローバはSUBARU専門ですし、チームスバルでラリーもやっていた清水さんのブランドですしね!
興味津々のブツ(奥のダンボール)も届いた。
フレキシブルサポートリアです。
関節の部分。
路面から伝わる不快な入力を、この部分で「いなす」らしい。
なので、補強パーツにはなりませんが、色んな意味で期待大です。
力を入れて曲げようと思えば、このように曲がります。
フレキシブルサポートリアは、中古で22000円で購入。
定価は31500円なので、差額は9500円。
これらのパーツを装着する事で、
富士重工=STI辰巳氏=プローバ清水氏
の黄金の組み合わせ?になる(はず)ので、どんな乗り味になるのか、最近になくドキドキしています。
来週取り付けますので、その際はまたご報告いたします。<(_ _)>