海上自衛隊汎用護衛艦いなづま DD-105 呉に向かい海峡を行く

護衛艦「いなづま」とは第４護衛隊群第４護衛隊に所属する汎用護衛艦で、 高性能20mm機関砲、62口径76mm速射砲、短ＳＡＭシー・スパロー垂直発射装置、アスロック対潜ロケット垂直発射装置などを備えています。

むらさめ型護衛艦　発展型のたかなみ型護衛艦とともに多忙な汎用護衛艦。

以前は全艦退役した　はつゆき型護衛艦（練習艦を含む）や　現在全艦現役のあさぎり型護衛艦（練習艦を含む）が広報活動の中心でした（艦艇一般公開・地方）

今あらためて見るとマストがはしご状のラティスマストは現在の主流と外れますが艦自体の設計は　現在の　最新汎用護衛艦　あさひ型護衛艦　と基本変わっていないように感じます。設計に発展の余地と先見の明があったのでしょう。主砲が艦の大きさに比較し小さく感じます。オート・メラーラ社の62口径76ミリ砲 　艦載型後装式ライフル砲 　艦砲

小さい・・逆にいい方に言えばコンパクト　長い間　海自の主砲として採用され　対空.対水上に対応できる高性能なマルチな主砲（イタリアＯＴＴメララ社製）
現在でも建造は続き　ステルス型砲塔としたタイプも存在します。
この後　建造される汎用護衛艦にこのマルチな主砲は採用されることなく54口径127mm速射砲（イタリアＯＴＴメララ社製の艦載砲）（たかなみ型護衛艦・こんごう型護衛艦に採用）に移り現在では62口径5インチ（127㎜）単装砲（アメリカ製）（以後建造された護衛艦はすべて）

護衛艦「いなづま」主要要目
基準排水量 4,550t
主機関 ガスタービン４基２軸
馬力 60,000PS
速力 30ノット
乗員 約165人 主砲76mm62口径単装速射砲
海上自衛隊の護衛艦「いなづま」と練習艦「はたかぜ」の2隻が24日、第55期一般幹部候補生課程(部内課程)実習員を含む約440人を乗せて南中部沿岸地方ダナン市のティエンサ港から呉に帰港。
ダナン沖にてベトナム海軍と親善訓練を実施

以前から言われていた自衛隊病院の統合/縮小が実施
自衛隊佐世保病院が2022年3月17日に佐世保衛生隊へ組織変更　病床は５０から１９へ縮小し「診療所」へ
自衛隊三沢病院、岐阜病院、大湊病院、舞鶴病院、別府病院も・・（別府病院は閉鎖とのこと）

海上保安庁 測量船 HL11平洋 海峡をゆく 一般公開も東京で4月に予定

大型測量船「平洋」（4000トン）海上保安庁が有する最新鋭 　国内最大の測量船

大型測量船は1998年に就役した「昭洋」（3000トン）以来・・平洋型測量船は「光洋（こうよう）」（ＨＬ－１２）が2番船として運用中

巡視船と同じ白い船体に青いラインを基調としたデザイン　ただし武装は非装備。船体横のS字の青いラインも少し様子が異なる。

2本の煙突の隙間（すきま）から船尾・後方の視界が確保される観測室が設置されている。

　測量船　平洋　一般公開が予定されている。

平洋見学会

〇開催日時： 2022年4月22日(金)　10:00-16:00 (受付終了：15:30）

〇会場： 有明西ふ頭　（東京ビッグサイト横)

〇主 催：海事クラスター企画委員会、インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社

〇協 力：         海上保安庁

◯事前申込制

なお、新型コロナウィルス感染拡大状況や天候の変化等によって一般公開自体が中止になることもありますので念の為m(_ _)m

HL11平洋　就航日　2020年1月29日　総トン数4,000トン
建造造船所　三菱重工業下関造船所

2020年　　2022年2月末には奄美大島にいたので・・忙しい船です。