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フィリピン共和国向け多用途支援船を三菱造船所が受注 海上保安庁くにがみ型巡視船をベースに

2020年05月01日 09時22分19秒 | 船舶

海上保安庁の巡視船でも配備数が現在でも進む くにがみ型巡視船(現在ではくにさき型巡視船と呼称する場合もあります)

海上保安庁のくにがみ型巡視船巡視船をベースとして建造、フィリピン共和国の排他的海域における海上法執行機関および安全任務の巡回および実施を任務とされます。経済圏(EEZ)。
どちらの船も日本の政府開発援助の下で資金を供給されており、契約の一部は日本の造船業者のみに契約することです。三菱重工造船以外で競ったのはジャパンマリンユナイテッドと三井造船。
船は2022年までにPCG(Philippine Coast Guard)に引き渡される予定です。
長さは94メートルで、最高速度は24ノット以上、耐久力は4,000海里を超え、乗組員は57人でした。中型ヘリコプター用格納庫付きヘリコプター着陸デッキとRHIBの配置が装備されます
くにがみ型巡視船の全長は96.6メートル 
写真はPL09くにさき(巡視船くにさき)(福岡県に配備前はPL09くにがみ)
この くにがみ型巡視船は その後建造された PLH42しゅんこう に設計上参考にされたと言われています。




○荒天時の救難活動や沖合・沿岸域での巡回業務に必要な大型の多目的船(Multi-Role Response Vessel)
○排他的経済水域を監視する能力を持つ通信設備やヘリコプター用設備、遠隔操作型の無人潜水機、高速作業艇を装備

三菱造船株式会社は、多目的船2隻の建造で、フィリピン共和国と契約を締結しました。山口県下関造船所で建造され、2022年に完成・引き渡される予定
長さ約94mの多目的船です。最大速力は24ノット以上で、4,000海里以上の航続距離能力を有します。また、排他的経済水域(EEZ)を監視する能力を持つ通信設備やヘリコプター用設備、遠隔操作型の無人潜水機、高速作業艇等を装備し、同国での海難事故や海上犯罪への迅速な対応能力の向上に寄与
くにがみ型巡視船をベース  
武装については不明
22年までにフィリピン沿岸警備隊へ引渡(PCG)予定

海上自衛隊の掃海母艦を多機能支援艦として建造する計画(噂?)もあるようでしたのでそのモデルかと思いましたが違いました。 海上保安庁の巡視船のモデファイとなるようですが中国の「一方的な活動活発化」に対抗する目的もあるのでしょう。




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