kebaneco日記

日々の出来事、考えたこと、行った場所、見たもの、なんかを記録してます

結果的に近所を開拓

2019年02月17日 | お友達&近所&散歩
昨日は地蔵通りの浪花屋でたい焼きを買って、あちっち、相変わらず美味しいねぇ〜、と食べながら歩いてお香を買いに行った。

いつもは護国寺の近くにある香雲堂というお香のお店で調達しているのだけど、印香が欲しくて検索してJuttoku.というお店を発見した。淡路島で作っているらしい。今日は印香を2種類(蓮の葉と蓮の花)、3種類の線香、を購入。マロの足とともに写っているのは「蓮の葉」。トイレに置いて2~3ヶ月して香りがなくなったら、焚くかディフューザーとして使うか、考える。

お香を選んでいる間に、主人がお店に置かれた雑誌を見て「近くに漱石記念館があるよ、行ってみようか」。


新宿区立漱石山房記念館



敷地内の漱石公園にある猫塚


4年前にこの記念館を建設するために埋蔵文化財試掘調査をしたときに見つかった、旧夏目邸建物基礎。建て替えられた夏目邸の母屋の遺構と考えられているらしい。

吾輩は猫であるのモデルになった飼い猫の「福猫」を桜の木下に埋葬し、その後犬の「ヘクトー」の墓も近くに建てられたようだ。猫塚はのちになって、夏目家で飼われていた生き物たちを供養するために建てられた、夏目山房の現存する唯一の遺構だという。


建物に入ってまず、ブックカフェでコーヒーをば。1階の窓際はほとんどがブックカフェCAFE SOSEKIのエリアになっていて、昨日は大勢の妙齢の女性が集まって賑やかに談笑していた。出入り口を挟んだ反対側のスペースには人も少なく、これはマロの抗がん剤治療の終了を待つ間ここにきてコーヒーを飲めるかも、と思った。動物病院から徒歩で10分くらいだ。

猫グッズや漱石ゆかりのオリジナルグッズも置いてあり、ちょっとしたプレゼントを調達するのにも使える。今回は水曜日にお世話になった友人に会うので、そのときに渡すものをゲット。紙コップは猫の絵が可愛いので飲み終えてからになったものを、持って帰ってきた。何に使うか、あては、まだない。


漱石山房を再現した展示室


2階は展示室は撮影禁止だったので写真は何もないけど、1時間くらいゆっくり展示物を見た。漱石の作品や書簡や講演から選ばれた文章がパネルに展示してあったり、初版本が展示ケースに入れられてたり、そして地下には図書室があり漱石作品や関連図書が収蔵されていた。


出てきたときにはもう暗くなっていた。でも漱石山房再現部分が外からもよく見えて、よく考えられた設計になってるなぁと感心。主人と二人で「こっち側は早稲田大学以外ノーマークだったけど、いい場所見つけたね〜」と話しながら帰宅。

ちなみにフォトチャンネルも作ったよ。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
印香 (しまそだち)
2019-02-17 14:37:36
なんだか 素敵な印香ですね
こんな形状のお香が、あると、初めて知りました
それも、島で 作られているなんて
堺市も線香、お香で 有名ですが 生産は 淡路だそうです

   ネパールのお香も興味を持って買ってみましたが
   日本のが優しくて良いです

漱石さんいろいろ苦労、苦悩もあったのですね
(珍しくNHKのドラマで観ました)
エリート街道まっしぐらだと思ってました

堺では 利久さんと与謝野晶子が コンビで記念館となりました

ご近所 素敵ですね
まだまだ、開拓の余地あるのでしょう
散歩で 廻ることが出来るのが 
 
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しまそだちさま (keba)
2019-02-17 15:07:24
売り切れの中にも素敵な印香がたくさんあって、
時々のぞいてみなくちゃ、と思いました。

トイレを掃除した後で、ご褒美みたいにお香を焚いています。
両親が亡くなってこの4月末には一周忌をするので
墓前で使うお香、ピッタリくるのがないか模索中です。
そんななか合成したものを使っていないとあって、
ちょっとずつ試してみようと思ってるところです。
島の潮風で優しく乾かされたお香、ネパールとはひと味もふた味も違うでしょうね。

近所の散歩はなかなか楽しいです。
駅の向こう、しかも神楽坂と反対方向へは
なかなか意識がいかなかったのですが、
マロの病院が早稲田にあるので、これもマロに教わった、とも言えます。
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印香 (みどり)
2019-02-17 16:28:53
私も初めて知りました。
見たところ形や色が薄茶に出てくる干菓子っぽくて、摘まんで食べてしまいたい・・・。

ご近所散策、色々探検して楽しめそうですね。
猫繋がりで漱石山房。
これもマロさんのご縁!!



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みどりさま (keba)
2019-02-17 17:50:58
以前機内誌で見つけて、いつか本物を見たいと思ってまして・・・。
実際、型に入れて作るから干菓子と同じ作り方みたいです。

夏目漱石も猫を飼っていたので、館内の順路案内も猫だったりして
猫好きにはおまけのある記念館でした。
それに、完全予約制の銀座の空也のもなかが
CAFE SOSEKIでは飲み物とセットでいただけるという
すごい発見もあり、なかなか楽しい散策でした。
マロさんには色々と教わっておりまする。
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印香 (よう)
2019-02-17 18:43:57
季節感があって 美しいですね。
トイレに置かれるところが素敵です。
ゆっくり近くを歩いてみる…思わぬ発見があったりして
いいですね。
いつもお忙しい中に たまにこう時間があると エネルギーがたまったことでしょう。
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記念館 (nana)
2019-02-17 20:51:18
偶然ですが、昔一度読んだ「坊ちゃん」を、必要に迫られて読み返していました。
漱石の記念館、お近くだったとは・・・・・
お洒落で立派な記念館、猫塚もあるのですね。
猫のカップもいいな♪
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ようさま (keba)
2019-02-18 00:05:25
線香を焚くのとは違って、ほんのりとした香りがいいです。
お掃除後はお線香を半分に折って使っています。
昔ながらの手法で作ったお香は確かに高いのですが、
大量生産の人工的な香りのお線香とは別物です。
お掃除したご褒美なので、ちょっと贅沢してます。

近所のお散歩は、なかなか良いです〜
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nanaさま (keba)
2019-02-18 00:08:09
あらま、それは本当に素敵な偶然ですね。
漱石は俳句も読み、絵も描いていたようです
手書きの原稿や俳句や絵が展示されていました。

光をたくさん取り込むようにデザインされた建物、
住宅街に突然現れて面白いですよ、機会があったら是非。
カフェも、空也のもなかが食べられる穴場です〜
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kebaさんへ (くりまんじゅう)
2019-02-18 00:23:21
野蛮人ですから印香とは初めて知りました。
なんか落雁みたいで他の色もあるのですね。
桐の箱に入っていますか?

近所にいい寛げる場所がありますね。静かで
東京のど真ん中とは思えない場所ですね。
マロさま良くなりませんか?ガメは腎臓が悪いです。
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くりまんじゅうさま (keba)
2019-02-18 11:43:01
桜や梅、のような見るからに美味しそうな色もありましたよ。
見た目は桐っぽいけど桐じゃないかも?な箱に入ってます。
でも焼印が押してあって、なかなかゴージャスです、
贈り物にいいかもしれませんね。

マロのリンパ腫は静かに進行しています。
先生は、マロの調子が良さそうに見えるのは
低炭素状態に体が慣れただけで、決して良くなってはないとおっしゃいます。
猫は腎臓を酷使する動物といわれていますので、
高齢猫はみんな腎臓が悪くなるんですって。
でもそれだけ大切に育てられて長生きしているってことでもあるんでしょうね。
ケバもアムロジピンを処方してもらって予防してます。
ガメさまどうぞお大事に〜
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