差し引きゼロ？

一昨年の秋主人の母が手術することになり、その後長期入院・療養の可能性があったので、超スローペースで習っていたチェロを去年の今頃一旦お休みした。義母は手術後無事退院し、義父母は普通の生活に戻った。その後去年は恐ろしく忙しかったので、チェロどころの騒ぎではなくなり（苦笑)、あわれあたしのチェロは一年以上ケースから出してもらえることがなかった。こないだお雛様を出したときには、さすがにあたしの心も痛んだ。

この4月あたりからチェロのレッスンを再開すべく、昨日から秘密特訓（？）開始！のはずが・・・

まずはC線の調弦から、と糸巻きをまわしたらピキッって音がして糸巻きに巻き取られていた部分が折れた。切れたというより折れたってかんじ。

ががぁぁぁぁ～～ん。一番高い弦なんですぅ～～。

残った弦でどうにか復活できないものかと試みたけど、流石に長さが足りない。とりあえずG線・D線・A線と調弦し、解放弦でギ～コ～ギ～コ～弾いてみたけど、弦が一本ないし、そのせいでC線の緒留がカタカタ音を立てるし、おまけに爪が長いこともあり調子が出ない。「爪をちゃんと短く切って、C線買ってから出直しだ」とあきらめた。

そこに、待ってましたとばかり現われたのが、このお方。切れた弦を、おもちゃとして払い下げしてもらおうという希望をお持ちのようだ。

机の上からケバさんも虎視眈々。ほほ～かなりの人気じゃないか。しかも、こっちが飽きても猫様たちは飽きることなくじゃれつく。手抜きしようものなら叱られるし、あたしゃもう腕が疲れたよ。そこで引き出しに引っ掛けてみた。

それでも飽きないマロさん、果敢にじゃれついておりまする。まぁ、新しいおもちゃを買ったと思えばいっか。月曜日にでも弦を買いに行って、以前持ち込んで張って貰ったときのエントリーを参考にして自分で張りなおしてみよう。

その後先生に「4月からまた稽古付けてください（相撲取りじゃないっちゅ～の）」メールを出した。そのときにC線切ってしまったことも書いたら、C線も切れてしまうのでは弦も古くなってしまっていると思うので、しばらく弾かなかったチェロにはトラブルがつきものだから、レッスンする前に一度楽器を見てみる必要性を感じる、とお返事を頂いた。ってことは、4本とも全部張替えもあり？ひょっとして弓も？ひょえぇぇ～～。「4月から」じゃなくて「税金が返ってきてから」にしようかな（苦笑)。

とにかく、初回のレッスンはスタジオのチェロを借りるのではなく、うちからチェロを持参できる日を選ばねば