ユリノキの木陰で一休みしたら、本館へ。昭和13年に開館した「帝冠様式」の代表作といわれる東洋風の外観に、西洋風のインテリア。日本ギャラリーとして、ジャンル別に展示されている1階と日本美術の流れが展示されている2階、という構成。地下のトイレの近くに浮世絵なんかを背景にしたプリクラが撮れる機械が置いてあるのが面白い。
エントランスホールは、吹き抜けの圧倒的な大きさの大階段。大理石や花崗岩の装飾が作り出す壮大な雰囲気と、外光と照明の温かみのある光が、来館者を迎えてくれる。時計一つとっても素敵〜。
金工を展示する13室にある、金銅能作生塔、鎌倉時代奈良長福寺、国宝。能作生珠(=宝珠)を納めたと見られる水瓶型の容器。密教では仏舎利と同体として礼拝された、とあった。
この先、一旦北側のお庭にでられるテラスに面したラウンジを通り過ぎて、16室アイヌと琉球の展示コーナーを見て、ラウンジに戻って一休み。このラウンジ、素敵すぎる。
バルコニーから見える茶室、転合庵の庭でカラスが戯れていた。東博をねぐらにしているカラスは銀座方面に出没するらしい。法隆寺宝物館前の浅い池で水浴びをしているカラスも見た。嫌いな鳥だけど、こっちの気持ちがゆったりしているときには、鳩の大群よりいいかなぁなんて思えるから不思議。年2回だけ開放される庭園には、転合庵・六窓庵・春草盧、応挙館(円山応挙の壁画の複製がある)や九条館(狩野派の楼閣山水図がある)の合計5棟の茶室がある。
外の空気があまりに気持ち良くて、庭園に降りることにした。今日はもう平成館の鑑賞はあきらめて、東洋館側から出口を目指す。
今の時期多分敷地内で唯一営業している、東洋館に入っているレストラン「ゆりの木」、の前を素通りして、芝生のモニュメントを見る。存在は認識しながらも、今まで注目したことなかったし、ましてや写真を撮るなんて考えもしなかった。特別展じゃないタイミングで東博に来ること、考えてみたらそんなになかったかも。そうすると、到着直後は行列に並ぶため先を急ぎ、帰るときはもう眼福満腹状態で帰路に着く、というのが毎度のパターンになっていた気がする。これだけの収蔵品を持つ東博に、いままで失礼なことをし続けたっす。罪滅ぼしに、年間パスポートhttps://blog.goo.ne.jp/kebaneco/e/dcb07508f66c19bb4fa89842041dcf94買おうかなぁ〜と思った(現在はコロナで販売中止中)。
堪能しましたぞ〜(と心の中で声をかけて)、と守衛さんに会釈して敷地を出た。帰りは芸大方面から、不忍通りに出ようと思って。どうしてそっちにしたかというと・・・
なんかがあるのでした。芸大の前を通り過ぎて左に曲がり、上野動物園東園の壁に沿って不忍通りに向かって歩く。次に曲がる目印は、これ。
この角を右折してまっすぐ行けば、不忍通りに出る。そこからはバスで帰宅。この日は8,600歩。歩きましたとも〜
エントランスホールは、吹き抜けの圧倒的な大きさの大階段。大理石や花崗岩の装飾が作り出す壮大な雰囲気と、外光と照明の温かみのある光が、来館者を迎えてくれる。時計一つとっても素敵〜。
大理石の手すりには、凝った鋳物の装飾が施されている
正面右手、11室を入ったら最初に目に入る菩薩立像、鎌倉時代、重文
広目天(四天王立像のうち)、平安時代京都浄瑠璃寺、国宝
愛染明王坐像、鎌倉時代、重文
文殊菩薩騎獅像および従者立像、鎌倉時代奈良興福寺伝来、重文
12室の漆工展示室の 桜西行蒔絵硯箱、江戸時代
金工を展示する13室にある、金銅能作生塔、鎌倉時代奈良長福寺、国宝。能作生珠(=宝珠)を納めたと見られる水瓶型の容器。密教では仏舎利と同体として礼拝された、とあった。
太刀長船長光、鎌倉時代、国宝
13室をさらに進むと陶器の展示へ、江戸時代の鍋島
この先、一旦北側のお庭にでられるテラスに面したラウンジを通り過ぎて、16室アイヌと琉球の展示コーナーを見て、ラウンジに戻って一休み。このラウンジ、素敵すぎる。
テラス側の扉はアール・デコ調
照明もアールデコの唐草模様
モザイクタイルの宝相華文様が、角度によって異なる表情を見せる
そして黒電話!内線番号がついている=現役、か?
バルコニーからの日本庭園の眺め
バルコニーから見える茶室、転合庵の庭でカラスが戯れていた。東博をねぐらにしているカラスは銀座方面に出没するらしい。法隆寺宝物館前の浅い池で水浴びをしているカラスも見た。嫌いな鳥だけど、こっちの気持ちがゆったりしているときには、鳩の大群よりいいかなぁなんて思えるから不思議。年2回だけ開放される庭園には、転合庵・六窓庵・春草盧、応挙館(円山応挙の壁画の複製がある)や九条館(狩野派の楼閣山水図がある)の合計5棟の茶室がある。
外の空気があまりに気持ち良くて、庭園に降りることにした。今日はもう平成館の鑑賞はあきらめて、東洋館側から出口を目指す。
バルコニーからは見えなかった春草盧
木立の中に小さな五重塔
今の時期多分敷地内で唯一営業している、東洋館に入っているレストラン「ゆりの木」、の前を素通りして、芝生のモニュメントを見る。存在は認識しながらも、今まで注目したことなかったし、ましてや写真を撮るなんて考えもしなかった。特別展じゃないタイミングで東博に来ること、考えてみたらそんなになかったかも。そうすると、到着直後は行列に並ぶため先を急ぎ、帰るときはもう眼福満腹状態で帰路に着く、というのが毎度のパターンになっていた気がする。これだけの収蔵品を持つ東博に、いままで失礼なことをし続けたっす。罪滅ぼしに、年間パスポートhttps://blog.goo.ne.jp/kebaneco/e/dcb07508f66c19bb4fa89842041dcf94買おうかなぁ〜と思った(現在はコロナで販売中止中)。
羊、18-19世紀、韓国江原道
文官、18-19世紀、伝朝鮮平壌
堪能しましたぞ〜(と心の中で声をかけて)、と守衛さんに会釈して敷地を出た。帰りは芸大方面から、不忍通りに出ようと思って。どうしてそっちにしたかというと・・・
黒門の全体像は、道路側の方からよく見えるのよ
こんなふうだし
黒田記念館との間の角には京成電鉄の旧博物館動物園駅跡
なんかがあるのでした。芸大の前を通り過ぎて左に曲がり、上野動物園東園の壁に沿って不忍通りに向かって歩く。次に曲がる目印は、これ。
森鴎外居住の跡に立つホテル
この角を右折してまっすぐ行けば、不忍通りに出る。そこからはバスで帰宅。この日は8,600歩。歩きましたとも〜
さすが国立の博物館ですね。
展示物の一つ一つが重厚にして華麗。
東京までは無理だから京都の方に行こうかな、なんて思いました。
さすが 首都の国立博物館だ
贅沢な空間
展示品のみならず 建物から 敷地内
全体が 芸術です
もし 東京へ行く機会が あれば 行きたい
そうなの、1階だけでこれだけの見応えですからね。
国立博物館は京都にも奈良にもあるので
入館のルールなど調べてみてください。
楽しいよ〜
子供の頃はガラス張りのケースがもっと重厚で
展示物との距離が遠かった気がするのですが
今は足元に「ここまでです」という低いバーや白線だけで
ケースに入っていない展示物も(しかも国宝や重文!)あり
最近の展示のトレンドが導入されてるなと感動したり、
我が国の「民度」が高くなったのかしらん、ぷぷぷ、と思ったり
変なところでも楽しめました。
足を運んだからこそ、です〜
是非おいでくださいまし